2020/09/25(金)23:57
MURAKAMI VERSAILLES 4 (Kinoko Isu)
「MURAKAMI VERSAILLES」今回残りの作品をちゃちゃっと紹介して終わりたいと思います。(作品解説はできませんが・・。)
村上 隆 MURAKAMI VERSAILLES Part 4
MURAKAMI VERSAILLES 4 (Kinoko Isu)Kinoko Isu
Jellyfish Eyes - Saki
Jellyfish Eyes - Max &Shimon
Jellyfish Eyes - Tatsuya
pom & me
The Simple ThingsKinoko Isu Medium 2003
flower シリーズ同様にキノコは村上作品の中でも重要な位置を占めるそうです。
「世界を静観し、全てをしっている。」と言うキャラなのだそうです。
村上氏の母がしいたけ栽培をしているところからキノコ作品は着想されたようです。
Kinoko Isu Large 2003
キノコの傘に描かれている目こそ「Jellyfish Eyes」らしい。
そしてこの「Jellyfish Eyes」は2003年に発表されたルイ・ヴィトンのモノグラム・マルチカラーの中にも登場しています。
余談ですが、村上 隆がルイ・ヴィトンとコラボした事は、ルイ・ヴィトンに新しい風を与えた事でも大反響を呼びました。
特に3色刷りだったモノグラムは33色刷り・・と言う色を与えられヴィトン愛好者を驚かせたものです。
その後発売された作品に可愛いキャラクターを配したバックも、新しいポップな発想で、ヴィトンに従来のイメージを覆す新しいバックを提案した作品となっています。
ルイ・ヴィトンの村上氏との契約は終わっていますが、今もモノグラム・マルチカラーとして色つきは残っているのです。
Jellyfish Eyes - Saki 2004
資料不足で、なぜこの作品が「Jellyfish Eyes」のカテゴリーにはいるのか解りませんでした。
Jellyfish Eyes - Max &Simon 2004
村上隆のアニメーション作品のキャラクターらしいです。
Jellyfish Eyes - Tatsuya 2004
pom & me 2009-2010
meとは、作者 村上 氏自身のようです。
子供時代か? と一瞬思いましたが、髭があるので今の姿のようですね。
他の作家とのコラボ作品も展示。
The Simple Things
Murakami Takashi & Pharrell Williams 2008-2009
スカルプチャー(彫刻)と言うよりファニチャー(家具)のカテゴリーなのでしょうか?
村上作品を造形にするのは大変そうです。
もともと解説書もないのでたいした説明もできませんでしたが・・。
とりあえず、ベルサイユ宮殿での作品展示に反対派が大騒ぎした・・と言う個展の作品はどんなものだったかを紹介した回となりました。
でも、どれも反対するような作品ではない・・と思うのです。それこそ新しい物を受け入れる事に対する過剰反応に思えました。
村上氏の作品はどれもオリジナル性に富み、ポップで奇妙で、でも可愛くて・・。親しみ易いやわらかさがあるのです。
ここまでポップになると違和感を越えてしまっている・・と思いませんか?
おわり
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リンク MURAKAMI VERSAILLES 1 (Miss KOKO)
リンク MURAKAMI VERSAILLES 2 (Tongari-kun)
リンク MURAKAMI VERSAILLES 3 (Flowers)
MURAKAMI VERSAILLES 4 (Kinoko Isu)
MURAKAMI作品他
リンク 森美術館 村上隆の五百羅漢図展