テーマ:住宅コラム(1809)
カテゴリ:自然素材
木材乾燥機から出した赤松フローリング材
松が持っている『ヤニ』は乾燥するとすべて噴出し、ぱりぱりに乾いています。 (昔から廊下は松と決まっていました。杉ではいけないのです。) 木に含まれる水分を「含水率」というのですが、このフローリング等の内装材では、含水率5%以下にまでしています。 ここまで含水率を下げないと、現代の冷暖房を使用する住宅のはもちろんのこと、床暖房に対応できる床材としては使えないのです。 弊社でも冬、床暖房を使用して検証してみましたが、さすがビクともしてませんので、お客様に自信をもって床暖房対応の床材としても施工できます。 本社工場では毎朝7時前から、社長を筆頭に社員総出で木材乾燥機へ入れるための「桟積み」という作業を行っていますが、その桟を積むという作業があれば今度はそれをばらすという作業もあるのです。 一番上の写真にあるように、人の背丈もある山を毎朝5~10は積んではばらすということが行われています。 次回の最終回はフローリング材仕上げへの最後の工程です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年06月13日 16時09分33秒
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