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Shin Shi Yoga

Shin Shi Yoga

蓮の花を咲かせよう!

このコーナーでは、蓮華座(Padomasana)の練習方法についてご紹介していきます。Padomasanaは、その名の通り「蓮の花」の形をイメージしたアサナです。美しい蓮の花を咲かせる気持ちで、少しずつ練習していきましょう♪

アサナのポイントは、股関節(特にお尻側)、足首の柔軟性です。股関節の柔軟性が足りないまま、無理にパドマサナを組もうとすると必ず膝を痛めますので絶対にやめましょう。

ここで理解していただきたいのは、膝は蝶番関節であり、前後には曲げられても回転できないということです。ですから、パドマサナを組むためには、膝をまっすぐに保ったまま、お尻の関節と足首の関節を回転させる必要があります。お尻か足首のどちらか一方が固いと、パドマサナを組むのは難しいです。

現代人は洋式トイレを使い、ライフスタイル全般が欧米化しているため、一般にアジア人なら誰でも持っているはずの柔軟性をなくしつつあります。股関節や足首の柔軟性を上げるのは、とても根気の要る作業です。テレビを見るときにSukhasanaで座り、常に足を組み替えて両方がバランスよく開いていくようにするなど、地道な努力が必要となります。


まずは、ウォーミングアップと準備運動を兼ねて

足首を柔らかくする方法
股関節を開くBrahumanのポーズ

を練習してください。

その後、以下のステップで膝に負担をかけずにパドマサナを組む練習をしていきます。

1.
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両足を脛でクロスさせSukhasanaで座ります。かかとを股間の方に入れず、外に出すようにしましょう。足の指は反り(背屈)、膝を痛めないように気をつけます。必要であればブロックを置いて両方の股関節の高さが同じになるようにしましょう。このまま10呼吸。終わったら、足を入れ替えて反対側も行います。

2.
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組みやすい方の足を下にし、組みづらい方の足を上にしてBrahumanのポーズを行います。このとき、脛同士が平行に重なり、それぞれのかかとが反対側の膝の上に来るようにします。重ねるのが難しい場合は、写真のようにバスタオルやブランケットをはさみ、バスタオルを押し下げるような気持ちでアサナをキープします。このまま10呼吸。終わったら足を入れ替えて反対側も行います。

3.
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2.の状態で全く足首も股関節も痛くないというレベルになったら、写真のようにストラップで太ももと脛を巻きます。こうすることで、「浮き」をとめ、更に股関節を開いてきます。必ず2のステップが楽に行えるようになってから、このステップに進んでください。無理をすると膝を痛めます。このまま10呼吸。終わったら足を入れ替えて反対側も行います。


4.
padma 4 .JPG

3.のステップが問題なくできるようになったら、バスタオルを取りストラップだけで足を巻きます。必ず脛同士が平行に重なるBrahumanのポーズをキープしてください。このまま10呼吸。終わったら足を入れ替えて反対側も行います。


5.
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4.のステップでどこも痛くない!というレベルに達したら、パドマサナを組んでみましょう。自分の組みやすい方の足を下にし、組みづらい方の足を先に内股の付け根に持ってきます。その後組みやすい方の足を上に重ねてみます。終わったら、足を入れ替えて反対側もやってみましょう。

必ず組みやすい方と組みづらい方があります、両方がバランスを取れるまで、ゆっくり練習していきましょう。

他にも股関節を開く方法はありますので、当ブログのプロップを使って楽チン!アサナPracticeの過去ログやハトへの道などをチェックしてみてください。




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