完熟トマトの介護&リハビリ生活

2007/08/01(水)23:29

インフォームドコンセント

介護医療関係(37)

Dr.から手術に着いての話があるので、パジャマなど入院セットを持ってトマ吉さんと病院へ行った。 トマ女さんは思ったより元気で、手術をするということは認識している様子。とはいえ、水頭症のためかとにかくすぐに眠くなるようで、我が家では昼寝2時間程度だったのが、病院では「安静」ということで横になっている時間は結構長いようだ。家では歩いていたのだから、手術まではトイレくらいまでは歩かせてほしいのだけれど、「安静」ということからか、車椅子での移動になってしまった。とはいえ、家族の希望としても「安全第一」といわざるをえないのだけれど…。 Dr.の説明は、なんと立ち話 トマ吉さんは以前の主治医からシャント手術の説明を受けているので、ふんふんうなづいているし、私はネットなどで調べたものだから大体は分かったつもり。他の治療法もなさそうなので、今回の手術による「リスク」だけは確認しておくことと、できれば機能不全になったシャントを直すオプションが全くないのか、念のため尋ねてみたいと勇んでいたはずが、立て板に水のようなDr.の説明に切り替えし損ねてしまった… 敗因は、渡された「同意書」に目を通しながら話をすればよかったものの、勇みすぎてか、あるいは質問としてはごくごくシンプルだからとDr.の顔を見て話を聞いてしまったこと。Dr.のペースに巻き込まれてしまった。 今回はVP(脳室-腹腔)シャントで、頭、首周辺、脇腹を切ってシャントを埋め込む 全身麻酔をかけるが、1~2時間で終わる それほど難しい手術ではなく、リスクで最も気をつけなければならないのは感染症 水頭症の症状がすべて消えるとはいえないが、状態が良かったときくらいのレベルにはなるのではないか 手術は来週金曜日。それまでは手足のリハビリをしておく。 一応チェックポイントとしては網羅されているし、非常に慣れた口調での説明だったので、「信頼してお任せするしかない」という感じになってしまった もっと丁寧な細かい説明を期待はしていたのだけれど…。終わってみたら「やられた!」という感じ。 別にDr.と勝負するつもりなどなかったし、クリッピング手術と比べたら、「難しくはない」手術だろうけれど、頭にまた穴を開けるわけで、家族の命を預けることになるのだから、もう少しだけでも親身に時間をとってくれてもいいのでは、と思ってしまう。そうしたからって、かかる時間はせいぜい5分か10分長くなるだけなのだし。

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る