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1月26日まで。「坂田一男」1899-1956・・絵画の潜勢力を解き放つ絵画そして世界の巻き返し=
再生・・この作家は不承でどんなもんかなとここには隔月位でブラリ、時おり想定外の企画をするので今回も違わず興味深かった。抽象画で知られてないので空いていて鑑賞はこれくらいでないと。岡山市に医者の長男として生まれたが絵の道へ、一次大戦後1921年に渡仏しかのレジェに師事して最前衛の画家として活躍し1933年に故郷に帰国し、中央に出ず埋もれたので、再発掘と刷新の意味を込めて標題のテーマに。小品中心約200点、記憶の彼方のピカソやブラックなどのキュビスムを想起させ、黒を基調とした同じようなモティーフやコンポジションが多い。二度の水害に遭い被害の作品を再製してイメージを膨らませたりメカニックなエンジンのピストン、地雷やコンパスなどの関心と、坂本繁二郎や同時代の作品も陳列してその明日への20世紀の混乱を抉っていた。ライトアップの東京ミチテラスは見ず、、。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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