LAVIEN 10

2024/05/01(水)20:29

「老いる意味」 森村誠一・著

うつ、勇気、夢ー1933-2023,90歳享年、熊谷生、青山学院卒。2021、8版、中公新書ラクレ、236頁。米寿の時で、三年前上梓した最後の本かもで「旅に病んで 夢は枯野を かけ廻る」の好きだった芭蕉の病中吟を垣間見たりして。戦争と平和、束縛と自由、破壊と建設、貧弱と芳醇、軍国主義と民主主義の両極の社会経験をしてきたと述懐し、職業病で腰痛もひどくて、御多分に漏れずいろんな病とつきあうことにもなる。晩年は写真俳句を趣味とし、散歩と猫が好きで自称の凡写凡句で愉しみ。お若い時はホテルマン生活をやり作家となり、人間関係のT,P,Oの「気・心・目」くばりを常に信条として愉しく、今や人生百年時代となり果てて、心や脳を鍛え自由に ネバーギブアップと結ぶ。

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