「強い思い」2004/5/24

「強い思い」

　最近同い年でコーチをしている人たちに出会う機会が多くなった。ラクロス歴も二桁を迎える今、こうしてラクロスに関わり続けるのは叶えたい夢があるから。それしかない。それでもラクロスに関して自分のやりたいこと、やるべきこと、その間で迷うことは多い。世間で言われる「年相応」という言葉を重く感じながらも、ラクロスから、選手から離れられない今の生活の中で、夢を叶えるには相応の覚悟も強い意志もいる。自分の根底には自由人でありたいという思いがある。もちろん権利の裏には義務があるのが当然の仕組みであることを踏まえた上でのことで。そして思うだけでは夢は叶わない。
　
　最近の口癖は「自分の思いを行動に移せば、必ず雰囲気や人となりとなって、周りに影響を及ぼすようになる」ということ。つまりプラスの思いは周りをプラスにし、マイナスの思いは周りをマイナスにする。当たり前の事だけど、本当のところで理解するのは難しい。本当に勝ちたいと思い、頭を使いまくって行動していったチームは、現に強くなっているし、そういうチームは本当にしんどいことをしてきている。誰でもそうだけど、勝ちたいって言うだけなら簡単だし、自分たちの気持ちいい練習をこなすことは簡単。でも、それは行動ではないということ。まずは強く思うこと。そして行動すること。全てはそこから始まる。今年は、ここにこだわりたい。