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カテゴリ:日々の小さな幸せ
両方とも、三井に縁の深いところで開催された。
土曜日の大学同期のパーティーは横浜三井物産ビル(元三井物産横浜支店)にて。 1911年に日本で初めて建てられた鉄筋コンクリートの建物らしい。 会自体は社交的な新郎新婦らしく、 受け付けて取られたポラロイドが、そのままお見合い写真のようにパネルに張られ、 当てられた人から自分のタイプの人などを指名していく趣の会でした。 こういった立食パーティーでは、 その場を楽しそうに見せることは、自分なりに上手くなったと思うけど、 実はどうも見知らぬ人が居るパーティーというものには上手く馴染めない。 半分は大学の同期なので、久しぶりに会えた彼らと、 改めて時間を取って、深い話をする機会が作れた、と思えば楽しく前向きになれるのだけれど、 一方で、何もないところから取り繕って、心にもないことを口にしたり、 義務感を感じながら八方美人を演じている自分がどうも好きになれない。 軽率というか、表面的というか、そういう大人には成っちゃいけないと教えられたからか、 欧米的なオープン、アウトゴーイング、フランク、アサーティブであることが、 (全体主義的・社会主義的に見ると)軽率で無責任なものと感じてしまう。 結局は単純に、新郎新婦を祝う心。 それだけがあるかないかでパーティーの出欠を決めることにしている。 ----- 日曜日の中学同期の結婚披露宴とパーティーは、日本橋の三井タワー内にある、 昨年末にオープンしたマンダリンオリエンタルホテルと千疋屋にて。 慶應・順天堂・東京医科・東邦。。 新郎新婦共に医者の家系で、本人達も医者同士ということで、 参加者もほとんどが医師、スピーチの内容も、席での会話も、医局や医師会のことばかり。 あそこのお父様がどこぞの教授で、こちらの弟さんはどこぞのセンター、 あら、貴方がアルバイトしていたその病院は、こちらのお爺様が院長よ、みたいな…。 本当に狭い世界でのセレブパーティー、という会でした。 高校卒業後の進路を決めるとき、半分はこの世界に漬かってしまうのが嫌で、半分は親への反抗心で、 別のキャリアを選んだのだけれど、こういう世界にいる方々を目の前にすると、 自然と彼らに受け入れやすい自分を作れてしまう自分が嫌だったりする。 これは子供の頃から刷り込まれた条件反射ですね。。。最悪だ。。 危うく女医さんとのお見合いがまたセッティングされるところだった。 ふぅ。危ない危ない。 ----- いずれにしても、二組のカップルとも、末永くお幸せに~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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