2006/05/08(月)22:50
ピースケ
どこから見ても雑種犬で、不細工な体つきをしている。
頭はでかいのに、躰はほっそり、小さくさえある。
顔はどう見ても老け顔なのに、躰は子犬のようである。
彼は5月3日の夜、我が家に来た。
その日から居候となり、今では内犬になり
廊下に置いてあるゲージで眠りについている。
分離不安があるのか、人の姿が見えなくなるとすぐに
鳴き出してしまう。
よって彼の名前は不名誉な理由により、『ピースケ』となった。
ただ指示には素直に従い、どうやら以前飼われていたようである。
不細工ではあるが、愛嬌はたっぷりである。
鳴き声が原因で捨てられたのだろうか。
理由はともかく、つくづく人は勝手なものだと思う。
動物は(もの=物)ではないのに、都合が悪ければ、
「用済み」である。
今、我が家ではあえてピースケに厳しくあたっている。
今までは野良犬であったのだろうが、もう違う。
これから新しい一員として、あるいは里親の元に
行く時のために、飼い犬になる必要がある。
もしこの先も我が家にいるのであれば、レイラの良き友達として
末永く居てもらいたいと思う。
そのためにピースケ、きついとは思うが頑張ってくれ。
父ちゃんは期待しているよ。