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カテゴリ:映画
CSで「隠し剣 鬼の爪」を観た。
前半はひたすら笑いあり、涙ありの人情ドラマ。 ひょっとして「鬼の爪」は最後まで出てこないんじゃないかと心配になる くらい(笑)だったけど、後半は一転、シリアスな展開に。 まるで2つの物語をくっつけたみたいだと思ったら、本当に2つの短編を 1つにまとめたものらしい。原作は藤沢周平。 ありふれた日々の中に漂う華やかでどこか艶っぽい空気と、意に反して 修羅場に追い込まれ命のやりとりをする緊張感。 以前ドラマ化された「腕に覚えあり」(原作は「用心棒」シリーズ)を 思い出した。 この辺、男だと単純に主人公に感情移入してすんなり楽しめるところ だけど、女の人はどんな風に観るんだろう。 ☆注意! (ここから先ネタばれあり) ストーリー中「命令でがんすか(ですか)?」というセリフが3回 出てくる。 最初は宗蔵がきえに里へ帰れと話すとき、二度目は宗蔵がかつての同門を 斬るよう命じられたとき、そして最後は・・・。 その時代だからこその使われ方で、現在ならありえないよなと思いつつ、でも・・・。 それにしても永瀬正敏は冴えない男を演じるとどうしてあんなに カッコいいんだろう。 本当は絶対セレブのはずなのに、身分の低い役を見事にこなしている 松たか子もよかった。 緒形拳の悪役っぷりも(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 24, 2005 01:29:05 PM
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