テーマ:グランドカバー(1574)
カテゴリ:クラピアK5
今年もクラピアの芽吹きが始まったわけですが ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() クラピア K5も頑張っているようですが、芽吹きと表現するには少し早いかも、それに対し S1は順調に芽吹き、朝は氷点下になる日もありますが、元気に成長中です ![]() ![]() 「S1」より春の芽吹きが 2週間ほど早く、冬の休眠開始が2週間ほど遅いので、年間で約 1ヶ月ほど 緑の期間が長い品種です。(植栽地の気候・環境により多少異なります) と、うたい文句の K5ですが、盛岡ではカッコ書きの通り、気候・環境が違いすぎるのか ![]() ![]() 実際に、K5が S1に追いつくのがいつになるか、今のところ分かりませんが、S1より遅いのは、現時点で明らかになりました、ん~期待が大きかっただけに、ちょっとショックですな ![]() 原因については、何となく ![]() ![]() 今季のクラピアが休眠状態から萌芽するまでの気象データは、以下の通りでした。 最低気温12月27日 -10.3℃ 氷点下日数 105日 最深積雪3月12日 26cm 積雪日数 99日間 伸びたランナーが全て活着していれば問題ないけど、寒風や積雪に負けた部分は、結果的に最初からスタートを切るわけで、そうなると、K5の匍匐(ほふく)スピードの遅さは致命的 ![]() そんな訳で、「積雪期間が長く寒い地方では、クラピア K5より S1の方が芽吹きが早い」と言う結論です、これには正直言って私もビックリ ![]() 緑色維持期間の延長が魅力的なクラピアK5でしたが、我が家の庭では、その恩恵を受けることは残念ながらありませんでした ![]() ![]() ![]() まるで、ウミガメの孵化のように ![]() ---------------------------------------------------------------------------- ---------------------------------------------------------------------------- ![]() 販売元で記載されているクラピアK5の特徴欄に、「耐病性・耐湿潤性・耐寒性が 3品種の中で一番強い」と書かれていますが、注意書きとして「ここでいう耐寒性とは、寒冷条件下でも緑色維持期間が長いという意味であり、生存可能な最低温度には品種間に大きな差は見られません。」とも書かれています。 この表現は少し問題があると思う、一般的に考えれば「耐寒性」と言えば、その温度に耐えて生き延びることができるかどうかであって、緑色維持期間が長いと言う意味で使わないでほしい、最初の所だけパッと見てしまうと 3品種の中で一番寒さに耐えれると捉えてしまいます。 また、ある販売サイトでは「クラピア S1をベースに耐病性・耐湿潤性・耐寒性を高めた品種が K5です。」と、見出しに書かれ、注意書きはどこにも見当たりませんでした。 この商品説明では、寒い地方でクラピアを育てようとしている方は耐寒性を求めてK5を選択するでしょう、でも実は、生き延びれる最低温度は S1・S2・K5で差が無いとなっています。 販売目的なので、分からないでもないが、下段の注意書きに肝心なことを書く表現方法は、やめてほしい、K5は素直に売り出しても S1より優位なところがあるのだから。 最後に、積雪期間が長く寒い地方で緑の期間を長く保ちたいなら、私は S1を「おすすめ」します。 ![]() (クラピア K5の考察へ続く) 当ブログの記載内容はあくまでも住宅の庭など狭い範囲に植栽されたクラピアの管理方法などについて紹介しています、畦畔、道路、河川、公園、太陽光発電施設などに使用しているクラピアは想定していません、またクラピアは植え付ける場所によって上手く育たないこともありますので注意して下さい、特に気候や日照、土壌環境は重要な要素ですメーカーや販売店のサイトに詳しく書かれていますからよく読んで下さい。 ※クラピア ® は、株式会社グリーンプロデュースの登録商標です。 ※ミドリス ® は、ミドリス株式会社の登録商標です。 ※アーシング ®(Earthing)は、株式会社アーシングジャパンの登録商標です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年04月23日 11時22分37秒
[クラピアK5] カテゴリの最新記事
|
|