テーマ:グランドカバー(1521)
カテゴリ:クラピア(2016年)
冬に近づいてクラピアの様子もどんどん変化してると思いますが、その中で少し見た目が気になってくる一つにランナーの露出があります。 皆さんのお庭はどうですか、クラピアのランナーが下の画像のように、まるで血管が浮き出たように這いずり回っていませんか (2013年11月9日の様子) 見た感じ、けっこうキモイです、クラピアを初めて植えられた方は「えっ、こんなになるのー」なんて思われたかも、販売元のウエブサイトは綺麗なクラピアしか載せませんから、間違ってもキモいランナーは載せないでしょう。 実は、これって匍匐茎(ランナー)で伸びるクラピアには、どうしようもないことなんです、どの家のクラピアも同じで、大なり小なり冬枯れの時期になるとランナーが露出すると思います、「えーっ、せっかくの絨毯がこれじゃ台無しです」 でも、ご安心ください上手く隠す方法があるのでこれから伝授いたします、下の画像を見てください、先日11月 20日に撮影したクラピアの様子です、同じく冬枯れが進行中ですがどこを見てもランナーは露出してません 原因は太いランナーです、あれだけ太くなると小さな葉っぱでは覆い隠すことが出来ません、原因が分かれば対処方法がおのずと出てきます、そう、まずはランナーを太くしないことです。 「ランナーを太くしないって簡単にできるにゃん? 」太くしないと言っても、けっして徒長させる訳じゃないのでお間違いなく。 ではどうやって太くしないのかと申しますと、ランナーが這ってきたら切る、伸びたら切るの繰り返しです、クラピアをカットしたことがある人はご存知だと思いますが、カットすると節の部分から二股になって伸びます。 二股になった部分をさらにカットする、これを繰り返すと太いランナーが直線状に伸びず、網の目のように絡まりフカフカの絨毯状になります。 「えーでも、無数にあるランナーを一本一本切るわけにはいかないにゃん 」そーですね、ハッキリ言って無理でしょう、そこでまず試したのはこれです ローンスパイクを使ったスパイキングです、これでブチブチと茎を切っちゃうのです、この作業ってとても地味ですが、実のところ今回のランナー隠しにはかなりの効果があると思っています、それとエアレーション効果で土壌環境も改善されますから一石二鳥です。 ---------------------------------------------------------------------------- ---------------------------------------------------------------------------- ただーし、もう、今の時期では使用できませんからご注意、スパイキングで繊細で密なターフを形成するには8月までが勝負です、それ以降でランナーを隠す場合は、次の方法を行います クラピアが成長している間にとにかく低くカットすることです目安は9月いっぱいまで10月以降だと軸刈り状態になって復活が難しく、かえって逆効果です。 「えー、そんな、もう11月だよ何も出来ないにゃん 」そうなんですよ、実はすごいオチがあって今からでは何も出来ないので今年はあきらめて下さい、植物相手は気持ちに余裕をもって、来年こそひと手間をかけてキモいランナーを隠してみましょう。 エアレーション作業の様子 ランナーをカットすることによって緻密な緑の絨毯を作ります (クラピアの這いずり回るランナーを極力なくす) 当ブログの記載内容はあくまでも住宅の庭など狭い範囲に植栽されたクラピアの管理方法などについて紹介しています、畦畔、道路、河川、公園、太陽光発電施設などに使用しているクラピアは想定していません、またクラピアは植え付ける場所によって上手く育たないこともありますので注意して下さい、特に気候や日照、土壌環境は重要な要素ですメーカーや販売店のサイトに詳しく書かれていますからよく読んで下さい。 ※クラピア ® は、株式会社グリーンプロデュースの登録商標です。 ※ミドリス ® は、ミドリス株式会社の登録商標です。 ※アーシング ®(Earthing)は、株式会社アーシングジャパンの登録商標です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年08月05日 04時57分38秒
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