テーマ:グランドカバー(1519)
カテゴリ:クラピアの土壌改良
今年クラピアを植えようと計画されている方、何年か前に植えてみたが今一つ綺麗に被覆しないとお困りの方、広がり始めると土壌を改良するのが難しくなりますので、土作りは暖かくなる前の今がチャンスです。 花き類は一般的に水はけの良い場所を好みます、クラピアも同じで特に野生のイワダレソウが海浜に自生していることからも分かるように、砂質の土壌の方が育ちが良いです。 粘土質分の少ない砂を使用します クラピアは砂質の土壌を好みます これから外構工事を始められる方は業者の方に砂質の土壌にしてもらうように頼んでください、クラピアを植えると言っても理解してもらえないようでしたら、芝生を張りたいので水はけを良くしたいと言ってみて下さい。 もともとあった粘土質の土壌を改良するのであれば、川砂6、元々の土3、腐葉土1の割合で混合すると良いです、なるべく深く改良した方が良いのですが人力だと限界もあります、最低でも 15cmは頑張ってみましょう。 ---------------------------------------------------------------------------- ---------------------------------------------------------------------------- クラピアが上手く育たない、きれいに広がらない、病気になってしまうと言った不具合の原因の殆どが土壌に起因しています、クラピアは強い植物でどこにでも広がっていくイメージですが、ただ単にランナーが伸びるのと絨毯状にターフを形成するのとは意味合いが違います。 粘土質で乾くと固くなる土、石ころやガラが混入している建築残土、水たまりがいつまでもなくならない庭、こう言った場所ではクラピアは上手く被覆層を形成できません。 育ちが悪いところを掘り返します 砂を多めに入れて春を待ちます いろいろな改良資材を試すのもイイですが、今までやった中で確実で効果のあるのは土壌の入替でした、冬の間に育ちの悪いところは掘り返してクラピアを植え直した方が、温存療法で行うより労力入りますが結果は良いです。 春に移植し再被覆をさせると元通り綺麗な絨毯になります 土の入替は雑草対策にもなります、雑草やコケが混じってしまってグチャグチャになった場所は冬の間に全撤去して再被覆の方が結果は良かったです、庭全体は無理ですから今年はこの範囲と決めてやってみると良いでしょう。 当ブログの記載内容はあくまでも住宅の庭など狭い範囲に植栽されたクラピアの管理方法などについて紹介しています、畦畔、道路、河川、公園、太陽光発電施設などに使用しているクラピアは想定していません、またクラピアは植え付ける場所によって上手く育たないこともありますので注意して下さい、特に気候や日照、土壌環境は重要な要素ですメーカーや販売店のサイトに詳しく書かれていますからよく読んで下さい。 ※クラピア ® は、株式会社グリーンプロデュースの登録商標です。 ※ミドリス ® は、ミドリス株式会社の登録商標です。 ※アーシング ®(Earthing)は、株式会社アーシングジャパンの登録商標です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年04月13日 07時49分47秒
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