テーマ:グランドカバー(1522)
カテゴリ:クラピアの病害虫
以前にもクラピアに発生する「白絹病」に関してはブログに記事を投稿してきましたが、今回新たに動画を作成するにあたっていろいろと調べ直したら、知らなかったこともありました。 クラピアに病気が発生している様子(クラピア大好きグループの資料から) 生産元にクラピアの分類を聞いたところ「樹木類でクマツヅラ科イワダレソウ属の非耐寒性常緑小低木です」と言う返事が返ってきた時には正直驚きました。 確かにクラピアは古くなってくると木質化が進みかなり太い茎になりますので、草花ではないことを実感させられます。 ---------------------------------------------------------------------------- ---------------------------------------------------------------------------- 分類上が樹木であれば殺菌剤を使用する時にも注意が必要です、モンカットフロアブル40だと花き類と樹木類では使用液量が違います。 以前に取扱店のサイトで「1000倍希釈で根に届くよう3~6リットル/m2かけて下さい」と書かれていたのを見てずいぶん多いなと思っていましたが、樹木類なら納得です。 クラピアの病気予防に殺菌剤を散布するために、使用器具を準備しています クラピアには登録上の使用液量より少ない量で使用していますが、これに関しては農薬取締法で特に規定はありませんので罰則が適用される違反にはならないようです。 農薬を取り扱う動画の撮影時にマリーにゃん(猫)が近くにいましたが安全への配慮に欠けていました(悪い見本です)、実際に使用する際はペットや小さなお子様が立ち入らないように細心の注意を払って下さい。 使用方法は「クラピアちゃんねる」で紹介していますが、植栽環境や気象条件の違いにより紹介している方法で効果が出ない場合もあります、全てのクラピアの庭で同様の結果になるとは限りませんので予めご了承ください。 当ブログの記載内容はあくまでも住宅の庭など狭い範囲に植栽されたクラピアの管理方法などについて紹介しています、畦畔、道路、河川、公園、太陽光発電施設などに使用しているクラピアは想定していません、またクラピアは植え付ける場所によって上手く育たないこともありますので注意して下さい、特に気候や日照、土壌環境は重要な要素ですメーカーや販売店のサイトに詳しく書かれていますからよく読んで下さい。 クラピアと間違えてヒメイワダレソウ(リピア、リッピア)を植えられる方がいますが規制されているので注意が必要です、ヒメイワダレソウは種でも増えるため生態系に甚大な被害を及ぼすおそれがあるとして生態系被害防止外来種リストに掲載され、重点対策外来種に指定されていますので植えないようにしてください。 ※クラピア ® は、株式会社グリーンプロデュースの登録商標です。 ※ミドリス ® は、ミドリス株式会社の登録商標です。 ※ゴールデンスター ® は、キンボシ株式会社の登録商標です。 ※アーシング ®(Earthing)は、株式会社アーシングジャパンの登録商標です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年08月05日 10時30分27秒
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