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テーマ:グランドカバー(1613)
カテゴリ:クラピア(2026年)
こんにちは。 今回は、以前からこのブログで警鐘を鳴らしてきた「クラピア植栽穴シールド工法 認定施工店制度」について、非常に興味深い事実が判明しましたので、皆様に共有したいと思います。 事の発端は、メーカー側がプロの施工業者に向けて発表した、以下の研修会のお知らせでした。 「クラピア植栽穴シールド工法 認定施工店制度」研修 日時: 2026年6月16日(火) 10:00~16:00 場所: 野木町交流センター(ホフマン館) 研修室1 以前お伝えした通り、「10万円という高額な研修費」と「非公開マニュアル」を伴うこの強気なクローズド戦略。果たしてどれだけのプロが集まるのかと、ふと気になり「野木町公共施設予約システム」で当日の予約状況を確認してみました。 ![]() ![]() すると、驚くべき結果が出ました。 6月16日の研修室1は、なんと終日「空き」の状態だったのです。 この事実から推測できるのは、「参加者が集まらず中止になった」、あるいは「自社の会議室で事足りる程度の数社(身内)しか集まらず、会場を変更した」という極めてお粗末な実態です。 なぜ、プロの業者たちはこの認定制度に飛びつかなかったのでしょうか? クラピアを知る人間の目から見れば、業者が集まらない理由は以下の3点に集約されます。 ---------------------------------------------------------------------------- ---------------------------------------------------------------------------- 1. 費用対効果(ROI)の圧倒的な悪さ これが最大の理由です。高額な受講料や毎年の更新料を支払って「クラピア認定」の看板を手に入れても、その元を取るには、相当な件数をこなさなければなりません。 そもそも造園業者は「クラピアしか植えられない」わけではありません。高麗芝やTM9、人工芝、砂利敷きなど、より利益率が高く手離れのよい選択肢を豊富に持っています。わざわざ高いコストを払い、メーカーの厳しい管理下に置かれてまで、クラピアに固執する義理はないのです。 2. 「クレームの防波堤」にされることへの警戒 メーカー側は「認定店制度」を作ることで、施工後に病害虫や雑草の繁茂といったトラブルが起きた際、「それは認定店の施工や管理が悪かったからです」と業者へ責任を転嫁しやすくなります。 現場のプロたちはバカではありません。「気難しい植物であるクラピアのクレーム対応を、高いお金を払って自分たちに丸抱えさせる制度だ」と、そのリスクの高さを見抜いたはずです。 3. メリットがあるのは「一部の身内」だけ 結果として、この制度に申し込むメリットがあるのは「メーカーと昔からズブズブの関係にある指定業者」か、「防衛省案件など、公共事業の大規模工事でクラピアを独占的に受注できるパイプを持った業者」くらいでしょう。 広く全国の一般業者から見れば、お金を払って「メーカーの都合の良い下請け・クレーム処理係」に立候補するようなものであり、到底割に合うビジネスモデルではありません。 ![]() ![]() ■ まとめ:空回りする囲い込み戦略 メーカー側は、「公式のブランドで認定制度を作れば、箔をつけたい業者がこぞって集まり、講習費や登録料で儲かる。おまけにクレーム対応も押し付けられる」と、甘い皮算用をしていたのだと思います。 蓋を開けてみれば、DIYで楽しみたい一般ユーザーを置き去りにしただけでなく、頼みの綱であったプロの施工業者からも「そんな割に合わない話には乗れない」とそっぽを向かれてしまった。これが、現在のリアルな状況ではないでしょうか。 予約システムに表示された「空き」の黒丸は、市場を独占しようとしたメーカーの思惑が完全に空回りしていることを示す、非常に象徴的な出来事だと感じています。 「クラピア®」は株式会社グリーンプロデュースの登録商標であり、種苗法に基づき保護されている登録品種です。無断での増殖・譲渡は法律で禁じられています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2026年06月15日 01時00分00秒
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