緑の温もりを感じる庭づくり〜北限のクラピア〜

植栽シートは値段も高く敷くのには大変な労力を必要とするので、シートの併用はクラピアを植えようとする方が最初に悩む問題だと思います。

敷地も広く雑草取りが大変な方は迷うことなく敷いたほうが無難だと思いますが、住宅のお庭などで面積が50平米以下、週末には雑草取りが可能でミツバチ対策に花をカットし草丈を低く保ちたい方は、植栽シートは無いほうが良いと思います。


理由は植栽シートがあると低くカットするのに支障をきたすからです、実際にやってみて起きたことを挙げてみます。

シートの押さえピンがリール刃に当たりました、ランナーの着地が甘いと低刈り時にもげてしまいました、シートが捲れていたり凸部があると芝刈り機が巻き込んでしまいました。


植栽シートの上にクラピアの層がある程度形成されてからでないと、芝刈り機等で刈りこむのは難しいようです、となるとここで問題になるのが飛来種子による雑草です、シート上に堆積物が増えてくると発芽が容易になってきますので、せっかくシートを敷いたのにこれでは直接植えたのと何ら変わりありません。

被覆が完了するまでの雑草抑制にシートが必要なだけですから、クラピアを低く刈って管理される方は最初の雑草取りを頑張ることによって、シートを敷いたことによるトラブルから解放されるでしょう。


注）あくまでも住宅の庭など狭い範囲に植栽されたクラピアの管理方法などについて紹介しています、畦畔、道路、河川、公園、太陽光発電施設などに使用しているクラピアは想定していません、また生育状況は植え付けた地域の気候及び土壌環境や植栽方法によって左右されます、全てのクラピアが記事の内容と同じになるとは限りませんのでご了承ください。

※クラピア ® は、株式会社グリーンプロデュースの登録商標です。
※アーシング ®（Earthing）は、株式会社アーシングジャパンの登録商標です。

雑草対策用に植栽シートを併用してクラピアを植えられる方も少なくないでしょう、メーカーや販売店の植栽シートの施工例を見ると、苗の下にシートを入れるタイプと、シートをくり抜いて苗だけを直接植えるタイプの二つに分かれます。


スギナなどの地下茎雑草が多い場所への施工はシートの隙間からも雑草が生えてきます、それを極力抑えるためには苗の下にシートを入れ込むと確実でしょう。

しかし同時にこのシートは苗の活着も多少阻害しているようです、シートを貫通してきている根の量は少なく根張りが悪いように感じました。

注）生育状況は植え付けた地域の気候及び土壌環境や植栽方法によって左右されます、全てのクラピアが記事の内容と同じになるとは限りませんのでご了承ください。


地下茎の雑草が多い土地での施工は苗下のシートもやむを得ないと思いますが、そうでなければ無理して敷くこともないように思えます、苗とシートとの間から飛来種子による雑草の発芽はあるかもしれませんが、ご自宅の庭であれば通常管理の中で対応出来ると思います。


当ブログはあくまでも住宅の庭など狭い範囲に植栽されたクラピアの管理方法などについて記事にしています、畦畔、道路、河川、公園、太陽光発電施設などに使用しているクラピアは想定していませんのでご了承ください。

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なかなか綺麗に被覆しない植栽シートのエリア、いまだに黒いシートが見えている状態です、この原因はどこにあるのだろうか、根の張りはどうなんだろう？、ちゃんと植栽シートに根が貫通（通根）しているだろうか。


上から見ているだけでは分からないのでクラピアには可哀そうだが実際に掘って確かめることにしました、場所は上の画像で言うところの右側で、植栽シートを苗の下に巻き込むタイプ（ミドリスさん方式）で植えた部分です。


植栽シートを併用した場合は通根具合の善し悪しが被覆の出来に直接影響してきます、ランナーが浮いた状態だと木質化、伸び悩み、株元の病気などの不具合が多くなります。


下地の土壌環境が悪いと根が十分に伸びませんシートの併用では尚更です、シートを敷くと後から土壌改良が出来ませんので植栽前に十分に行うと良いでしょう。

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クラピアの植え付け時に植栽シート（すくすくシート）を使用した方も多いと思います、繁茂してくると見栄えやミツバチ対策に刈り込みを行うと思いますが、直植えとは少し違う注意点がありますので紹介します。


まず最初にシートを一緒にカットしないこと、芝刈り機で刈り高さを低めにセットするとシートを巻き込んでしまいボロボロになる時があります。

植栽シートは敷設時に平らにしたつもりでもシワが寄ってきたりしますので、あまり酷い時は今のうちに修正しておくことをおススメします。


次にいっきに低くカットすると着地していないランナーがもげてしまいます、低くカットしたい場合は何回かに分けて徐々に刈り高さを下げていくようにして下さい。


そして特に芝刈り機で刈り込む際は障害物の位置を事前に把握しておくことです、特にシート押え用のピンの出っ張りには気を付けて下さい、刃を傷めますので刈り込み前に点検しておくことが大切です。

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植栽シートを使って育てているクラピアも梅雨になり繁茂してきた、モサモサになると病気の発生も心配なのでカットしたいのだが、ランナーが浮き上がって大変です。


ランナーを押さえつけながらカットする方法を試して見ました、芝刈り機の後方にあるローラーで転圧しながら刈り込むと良い感じです。

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私たちは全国のクラピア仲間と一緒に「クラピア大好き」グループ内でこうした動画も紹介しあっています、プライベートグループなので安心して投稿できます。


芝刈り機自体を重くすると効果が増しました、グラスキャッチャー内に刈りカスをある程度溜め込みながらクラピアの上を往復させます。


晴れてランナーがパキパキに硬くなっている時よりも、雨模様の湿潤状態だとシートにしんなりとなじむような感じです。

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※クラピアについて詳しく知りたい方は、総生産・販売元が運営する「クラピア育て隊」が便利です、ぜひご覧になってください。
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※クラピアーシング健康法については専用のブログサイト「クラピアーシング健康法～北限のクラピア～」で詳しく紹介しています URL → https://ameblo.jp/lcddam/
（7月7日のブログタイトルは「こんなに雨が続いてクラピアは大丈夫だろうか」です）

今年の春にクラピアを植栽された方はそろそろ三か月ほど経つので、良い感じに広がっているのではないでしょうか、えっ？広がっているけど根付いていない。


クラピアは地被植物なのでランナー（匍匐茎）と呼ばれる触手のような茎をどんどん伸ばして広がっていきます、そして節々から発根し土にシッカリと根付くのが本来の姿です。

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クラピア専用に売られている植栽シートは雑草を抑制しながらクラピアの被覆を促します、クラピアの根は植栽シートを貫通することが出来るため、被覆が完了するときっちりと根付いたようになります。


でもどうしたわけか根を張ることが出来ない現象が時々報告されます、いろいろと試してある程度の原因が分かってきました、簡単そうですが意外と難しい植栽シートへの通根です。

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（7月1日のブログタイトルは「それっ徒長じゃありません？クラピア生育不良」です）

植栽シートを併用してクラピアを植え付けて見た、以前から根が貫通しない、ランナーが浮く、上手く広がらない、風で剥がれたなど、いろいろと不具合を聞くことが多かったが、実際に様子を観察すると、なるほどな～と感じる面が出てきました。

記事の下段に直植えの画像を貼り付けましたが、比較するとよく分かります、これってどう見てもクラピアがシートを嫌っているように感じます、ランナーが頭を持ち上げる特異な行動が観察されました。

「シートの上って嫌い！、ひぃ～、これだったら、空中を行った方がマシよっ！」

「いつまでも空中なんて行けないよっ、しょうがないから着地、でも、根なんか絶対に張るもんかっ！」

と言っているような気がしてきました。


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「やっぱり土の上よねっ、これなら安心して進めるわっ、もっと早く進もうかしらっ」

「あー、根を下ろしてガンガン栄養を吸い上げてあげるから、もっと広がろうっ！」

直植えの場合は、頭を持ち上げるような行動は見られません、ランナーは伸びると節々からすぐに発根をはじめ、活着も早いので地面に密着し浮き上がることもありませんでした。


このブログは北限のクラピアの様子をお伝えしています、寒い地方で上手に芽吹かせる方法や難防除雑草への対応などについては、クラピア大好きグループをご利用ください。

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（6月17日のブログタイトルは「クラピアの苗が枯れてしまう症状がとても多い」です）

前回はクラピアを植え付ける際に植栽シートを苗の下に敷き込むタイプを紹介しました、今回はシートを敷かず直接苗を植える方法です。


直接植えた場合の利点としては、植栽シートと押さえピンを節約できます、根が土に直接触れるため発根が良い、ランナー（匍匐茎）の出発点に土があるため活着が良く出だしが早い、地面と苗の高さを合わせやすい。

欠点は地下からの雑草を遮断することが出来ない、苗周りのシート開口が大きいと飛来種子による雑草が繁茂しやすい、頻繁に歩くと苗周りのシートが捲り上がる。

雑草がとてもひどく、例えば地下茎のスギナなどが蔓延っている場所などでしたら、シートで包んでしまった方が安全かもしれませんが、新築外構などの造成地であれば直接植えても良いような気がします、多少苗の周囲から雑草が生えてもその程度なら抜くことも容易だと思います。

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私たちは全国のクラピア仲間と一緒に「クラピア大好き」グループ内でこうした植栽シートを使用した雑草抑制の情報を交換しています。


その時の様子を「クラピアちゃんねる」アップしておきました、クラピアの品種も育ち方の比較用にKシリーズの他にSシリーズも使用します。


クラピア K5は混じってしまって特定できないので新たに購入することにしました、届いたらさっそく植えてみようと思います。

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（5月10日のブログタイトルは「カタバミが取り切れない除草剤使用のクラピア」です）

やっと苗が植えれるまで準備が整いました、早く植えて夏にはクラピアの緑の絨毯を完成させたいところですが、いざ植えてみるといろいろとトラブルが発生しました。


100本も付いてきたシート押え用のピンが足りなくなってきたのです、原因は苗を植える時に使用するシートにありました。

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その時の様子を「クラピアちゃんねる」アップしておきました、押さえピンの使用を極力少なくするように一工夫してみました。


苗のくり抜き移植の様子も同時に紹介していますので、クラピアを増殖させて被覆範囲を広めようとお考えの方の参考にもなると思いますので、ぜひご覧になって下さい。

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（5月10日のブログタイトルは「カタバミが取り切れない除草剤使用のクラピア」です）

さていよいよ植栽シート（すくすくシート）を実際に庭に張る作業となります、当日は風が強い日でしたのでシート張りには向いていませんでした。


小面積なので一人でも大丈夫だろうと作業にかかりましたが、風でシートが捲り上がって思った以上に難儀です、シート張りは二人以上がベストですね。

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植栽シートはピッタリ土に密着させるのがポイントになります、でないとクラピアの根が貫通せず生育不良が起きる場合があります、そのため押さえピンをたくさん打ち込ます。


転石があったりするとピンが上手く刺さらずこれまた手間がかかりますので、シートを張る前の整地作業時に最低でも深さ15cmまでの石は取り除きましょう。

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（5月8日のブログタイトルは「クラピアの利点は植栽シートを使えることです」です）