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　「HDR-TG5V」はムービー撮影時の画角が35mm判で43mm相当、静止画では38mm相当と、かなり広角には弱いレンズを搭載しています。

　このため、専用の0.7倍のワイドエンドコンバージョンレンズ、「VCL-HGE07TB」が発売されされました。これは、ワイドコンバージョンレンズではなく、ワイドエンドコンバージョンレンズと言う名称なのは、広角側でのみしか使用できず、ズーム全域では使用できないためです。せっかくの10倍ズームレンズですが、「VCL-HGE07TB」を使用する場合には広角専用の光学系となってしまいます。


　「VCL-HGE07TB」にはソフトケースと、「HDR-TG5V」に装着したときに脱落したときの落下防止用のフックが付属しています。


　「VCL-HGE07TB」を使用すると、ムービー撮影時の画角は35mm判で30mm相当、静止画では27mm相当と、それなりに広角になります。

　ちなみに、「VCL-HGE07TB」は「HDR-TG1」にも無理すると使用できるようですが、装着時はかなりきついので、やめた方がよいようです。

　ここでムービーの作例を掲載したいところですが、ムービーは掲載しにくいので、「VCL-HGE07TB」を静止画で撮影した作例を掲載します。作例はPhotoshopで800×600ドットに縮小してあります。

●HDR-TG5V　ワイド端

　43mm / 1/125秒 / F4 / 0EV / ISO- / プログラムオート / WB:-

●HDR-TG5V　ワイドコンバーター

　30mm / 1/499秒 / F2.4 / 0EV / ISO- / プログラムオート / WB:-

　「HDR-TG5V」のワイド端で撮影しても画角が狭いので、広い範囲を撮影するのは苦手です。ワイドコンバーター、「VCL-HGE07TB」を装着すると、27mm相当の画角が得られますので、広角らしい画像となります。しかし、残念ながら逆光で撮影しますと、作例のようにゴーストが出現してしまいました。フードは装着できないので、逆光時の撮影には注意が必要です。