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銀塩フィルム一眼レフカメラ「F6」とデジタル一眼レフカメラ「D300」の画質を比較してみたいと思います。 「F6」のレンズには中望遠マクロレンズ「AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED 」、「D300」にはシグマの大口径望遠ズームレンズ「APO 50-150mm F2.8 EX DC HSM 」を装着して、それぞれ同じ被写体を撮影してみました。 「F6」はリバーサルフィルムの「Velvia 100」を使用しエプソンのフラットベッドスキャナー「GT-X970」で、4500×3000ドットで読み込み、JPEG最高画質で保存したものを縮小しています。 「F6」 105mm / 1/320秒 / F5.6 / 0EV / ISO100 / 絞り優先AE / Velvia100 「D300」 108mm / 1/499秒 / F5.6 / 0EV / ISO200 / 絞り優先AE / WB:オート 作例は湖畔の風景を撮影してみました。「D300」のピクチャーコントロールはビビットで撮影しましたが、全体の色調はかなり違いました。「D300」はカラーバランスがやや黄色、「F6」は青色にシフトしました。 リバーサルフィルムはホワイトバランスの設定ができず、日中の太陽光が基本となります。厳密な色管理を行うには、カラーメーターとカラーフィルターを使用しなければいけませんが、もちろん今回はカラーフィルターを使用していません。 記憶色に近いのは、「D300」の方ですが、「F6」と「D300」の中間が恐らく実際の風景に近いと思います。 次に「F6」の作例を「D300」に合わせて、横幅を4288ドットに縮小し、中央部分を800×600ドットで切り出してみました。 「F6」 「D300」 解像感は木々の枝葉まで細かく描写されている「D300」の方が上で、細かいところまできちんと描写されています。「F6」は細かい木々の枝葉がつぶれ気味のような感じます。 「F6」の作例をPhotoshopで、アンシャープマスクを適用し、解像感の向上を狙ってみました。コントラストは高くなり見かけの解像感は高く感じましたが、解像感はやはり「D300」の方が上です。 フィルムを使う「F6」はスキャナーでデジタルに変換する必要がありますが、フラットベッドスキャナー「GT-X970」はフィルムホルダーの作りが甘く、しっかりとフィルムを固定できず、これも解像感が低い原因かもしれません。 また、ピントの調節もフィルムホルダーの高さを調節することで微調整できますが、完全にピントを合わせるのは難しい感じがします。 1200万画素の「D300」と較べるとリバーサルフィルムを使う「F6」は、 解像感という点では負けてしまうようです。特に今回の風景のような細かい被写体を撮影すると差が出るようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.07.18 21:42:05
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