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液晶生活 デジカメ,Mac,時々ライカ

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2011.07.21
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04 F6 E-5

 今回はマクロレンズで「F6」と「E-5」で接写を比較してみました。 「F6」には「AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED」、「E-5」には「ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro」を使用しました。共に焦点距離は100mm前後のマクロレンズです。

 焦点距離は同じ100mm前後ですが、今回は絞り値が明るいにもかかわらず、「ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro」の方がとてもコンパクトなレンズとなりました。

 最初にタイサンボクの大きな白い花を撮影してみました。Photoshopで全体を800ドットに縮小しました(以下同様です)。

「F6」
01 接写 F6
 105mm / 1/250秒 / F4 / 0EV / ISO100 / 絞り優先AE / Velvia100

「E-5」
04 接写 E-5
 100mm / 1/1000 秒 / F2.8 / 0EV / ISO200 / 絞り優先AE / WB:オート

 「F6」ではタイサンボクの白い花弁が白く描写されており、適正露出で撮影できたと思います。「E-5」は白い花弁のためか、露出不足となり全体に暗くなりました。

「E-5」補正
07 接写 E-5

 Photoshopで露出不足の「E-5」の画像を調整をすると、適正な露出が得られました。白い被写体を撮影する時にはプラスに露出補正しろと言われますが、「F6」のAEは賢いようです。

 次にアジサイの花を撮影してみました。

「F6」
02 接写 F6
 105mm / 1/1000秒 / F4 / 0EV / ISO100 / 絞り優先AE / Velvia100

「E-5」
05 接写 E-5
 100mm / 1/2500 秒 / F3.2 / 0EV / ISO200 / 絞り優先AE / WB:オート

 「F6」では背景が黒く沈み、花弁が浮き上がっていますが、「E-5」は背景の葉もしっかりと描写されています。

 メインの被写体を浮き上がらせるという点では、「F6」の方が望ましい描写かもしれません。花弁の紫色も「F6」ではきちんと描写されていますが、「E-5」では青色に色転びをおこしています。

 最後に公園の花壇で咲いていた花を撮影してみました。

「F6」
03 接写 F6
 105mm / 1/500秒 / F8 / 0EV / ISO100 / 絞り優先AE / Velvia100

「E-5」
06 接写 E-5
 100mm / 1/1000 秒 / F4 / 0EV / ISO200 / 絞り優先AE / WB:オート

 絞りは「F6」は F8、「E-5」は2段開いたF4で撮影してみましたが、手前や奥の花のボケ具合はほぼ同じです。

 やはり「F6」の方が背景が暗く沈み、メインの被写体の花が浮き上がって見えます。「E-5」の描写も悪いわけではありませんが、「F6」の方が印象的です。

 フルサイズの「F6」はイメージセンサーが小さいフォーサーズ規格の「E-5」よりも大きくボケますが、接写する場合は絞りを絞り気味にしないと、被写界深度が狭くなりピンぼけしやすくなります。

 しかし、絞りを絞るとシャッタースピードが遅くなり、手振れ、被写体ブレが起きるという問題があります。

 ボケにくいと言われている「E-5」は、接写ではぼけにくいという性質が、被写界深度が広いという特性となります。必要以上に絞りを絞り込まなくても良いというメリットがあり、接写はイメージセンサーの小さい「E-5」の方が良さそうです。

     
     






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最終更新日  2011.07.21 21:59:34



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