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カテゴリ:銀塩フィルムカメラ
今回は手元にせっかく違う種類の銀塩フィルムカメラが他にもありますので(笑)、「F3」と比較してみたいと思います。
まず同じ絞り優先AEを搭載したマニュアルフォーカスレンジファインダーカメラ「Leica M7」と較べてみます。「F3」は一眼レフ、「Leica M7」はレンジファインダーカメラと、ピントを確認する構造が大きく違います。 ボディの厚みは35mm判のフィルムを使うだけ合ってほぼ同じです。 「F3」はフィルムの前に反射ミラーがあり、ペンタブリズムを通してファインダーへレンズからの光を導きます。このミラーを収めるためにフランジバックが長くなるので、ボディからマウント部分がつきだした格好となっています。 また、ミラーから反射した光をファインダーに導くペンタプリズムが、軍艦部から大きく突き出した構造が一眼レフカメラの特徴です。 「Leica M7」は反射ミラーもペンタプリズムも無いので、ボディは「F3」と較べるとフラットでコンパクトな感じです。 「Leica M7」は2002年に発売されましたが、1980年に発売された「F3」と絞り優先AEを搭載している点では共通点があります。絞り優先AEはどちらもTTL方式の中央部重点と言う点では同じです。 しかし、「Leica M7」はシャッター幕面からの反射光をSPDで検知するのに対して、「F3」は反射ミラーに無数のピンホールがあり、サブミラーでボディ底部へレンズからの一部の光を導き、検知するという構造的な違いがあります。 次に同じニコンの最新一眼レフカメラ「F6」と較べてみます。「F6」はオートフォーカス、モータードライブ内蔵しており、銀塩フィルム一眼レフカメラの最終進化形です。 「F3」と較べると24年を経過すると「F6」はもはや同じ会社のカメラとは思えないデザインです。「F6」の重量は約975gもあり機能が増えた分だけ重くなっています。 「F6」ではF一桁シリーズの特徴であったファインダーブロックの交換ができなくなりました。その分防塵防滴性能は強化されたようです。 「F6」は背面に各種機能の設定を行ったり確認するモノクロの液晶画面がありますが、「F3」の背面は使用するフィルムのパッケージを収めるポケットがあるだけです。 レンジファインダーカメラの「Leica M7」、マニュアルフォーカス一眼レフカメラ「F3」、オートフォーカス一眼レフカメラ「F6」とそれぞれ機能に違いはありますが、銀塩フィルムを使うという点では共通点があり、レンズの性能が同じならば同じフィルムを使うと撮影できる画もほぼ同じという事になるのが特徴です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.08.29 22:08:45
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