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カテゴリ:ライカ
デジカメ Watchに、ライカ、“Mini M”を正式発表。APS-Cコンパクト「ライカXバリオ」が掲載されています。 事前にリーク画像が漏れていましたが、ライカの新しい製品は、ズームレンズを搭載した「Leica X2」のズームレンズバージョンでした。名前が「Mini M」と発表されていたとおり、トップカバーに段差があり、「Leica M」を彷彿させるデザインとなっています。 「Leica X2」は、EVF対応となったホットシューがトップカバーから飛び出しているのがやや不格好でしたが、「ライカXバリオ」ではトップカバーの段差でホットシューを埋め込み、ホットシューとシャッタースピード、絞りダイヤルが面位置となるように工夫されています。 搭載されたズームレンズ、「ライカ バリオ・エルマー f3.5-6.4/18-46mm ASPH.」は35mm判で28-70mm相当で、標準ズームレンズとすれば平凡な焦点距離です。開放F値も f3.5-6.4ですから、特に望遠側で暗いですね。 APS-Cサイズのイメージセンサーを搭載したミラーレスデジタル一眼、例えばソニーのEマウントの標準ズームレンズ「E18-55mm F3.5-5.6 OSS」は、望遠側の焦点距離が長いですが、望遠側の開放F値はF5.6です。 大体APS-Cサイズのイメージセンサーを搭載したデジタル一眼のキットレンズの開放F値は、F5.6であることが多いですね。望遠側でF6.4だと手振れが心配になりますが、「ライカXバリオ」は手振れ補正機能は搭載していません。 またズームレンズを搭載することで、レンズがかなりボディから飛び出しています。携行性の悪さも気になるところです。 「ライカXバリオ」と「Leica X2」のサイズは以下の通りです。 約133×73×95mm(幅×高さ×奥行)質量 約628g(バッテリー含む) 約124×69×51.5mm(幅×高さ×奥行)質量 約345g(バッテリー含む) 「Leica X2」と較べると奥行(厚み)と質量は倍ほどになっています。ズームレンズ部分がかなり重いのでしょうか。直販店価格も34万1,250円と「Leica X2」と較べてかなりお高くなっています。 ズームレンズは便利ですが、APS-Cサイズのイメージセンサーを搭載し、「f3.5-6.4/18-46mm」クラスのズームレンズと言うスペックでは、デジタル一眼+キットズームレンズでは良くある入門クラスのスペックですね。 「ライカXバリオ」同じクラスですと、ソニーでは例えば「NEX-5RL」とか、ニコンではデジタル一眼レフですが、「D3200 レンズキット」でしょうか。どちらも「ライカXバリオ」と較べると大変お手頃です。さらに人気の無い「GXR A16 KIT」でしたら,お値段はたったの4万円弱です。 ライカのMマウントに対応した純正レンズは、単焦点レンズですが(三焦点レンズもありますが)、どれも性能は高いのでしょうが価格も高く、簡単には手が出せません。 その高価な単焦点レンズを彷彿とさせる「ライカエルマリート f2.8/24mm ASPH.」を搭載した「Leica X2」は高価なレンズを搭載しているとイメージがありました。 しかし、平凡なスペックズームレンズを搭載した「ライカXバリオ」は、「Leica X2」のようなレンズに高付加価値が見いだせ無いような気がします。と言う訳で、ライカカメラ社に「ライカXバリオ」の勝算はあるのでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.06.15 06:44:06
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