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カテゴリ:デジカメ
「X-T1」の測光方式は「マルチ」、「スポット」、「アベレージ」の3種類があります。今回はこの測光方式の違いにより露出がどのように違うのか比較してみました。
作例は前回と同様の公園の羊草を測光方式を変えて撮影してみました。JPEG最高画質で撮影し、Photoshopで横幅800ドットに縮小しました。 ・マルチ 300mm/ 1/600秒 / F5.6 / 0EV / ISO200 / 絞り優先AE / WB:オート/ フィルムシミュレーション: PROVIA 全体が無難な露出にまとめていますが、メインの被写体の羊草は花弁が白いためやや白トビ気味です。 ・スポット 300mm/ 1/3200秒 / F5.6 / 0EV / ISO200 / 絞り優先AE / WB:オート/ フィルムシミュレーション: PROVIA 「スポット」ではメインの被写体の羊草に露出を合わせたため、白い花弁の白トビが抑えられましたが、全体が暗くなり露出しては失敗ですね。 ・アベレージ 300mm/ 1/750秒 / F5.6 / 0EV / ISO200 / 絞り優先AE / WB:オート/ フィルムシミュレーション: PROVIA 「アベレージ」では「マルチ」よりも羊草の白トビが抑えられ、画面全体の明るさも問題無く良好な露出となりました。 「X-T1」には3種類の測光方式がありますが、無難な露出と思われる「マルチ」では適正な露出が得られない可能性がありますので、光線状態や被写体の色などを考慮して「アベレージ」や「スポット」と使い分けた方が良いかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.07.27 10:30:40
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