テーマ:映画館で観た映画(8328)
カテゴリ:映画
脱線したので再び映画の話に戻ります。それでは、この映画を見て懐かしかったことや感じたことを並べてみます。
●精霊馬(しょうりょううま):キュウリとナスに割り箸で4本の足をつけて川に流す習慣。 映画に「精霊馬」そのものが出てくるわけではありません。子供の頃、お盆を田舎で過ごしていると、たくさんのナスやキュウリが川の上流から流れてきたんです。その頃は『なんだろう?』と思いましたが、ばあちゃんに「これは何?」と尋ねたことはありませんでした。 この映画を観て、はじめて検索する気になったので、ようやく子供の頃の疑問に答えが出ました。 ●飯炊き、井戸 昭和30年代。田舎ではかまどで飯を炊き、五右衛門風呂に入ってました。また、井戸の水でスイカを冷やしたりしました。 ●ミズノのカップマーク ミズノの歴史で調べてみると、カップマークは1917年に商標登録されたと書いてあります。 なんと、運動具店のオヤジは島田紳助でした。 ちょうど映画の舞台になった昭和30年代にミズノが「圧縮バット」を商品化したようです。 ●磁石 子供の頃、砂場で砂鉄を集めて遊びました。(小学生はみんな磁石を持ってました)今は砂場がペットのトイレになってしまい、子供を遊ばせる場所ではなくなってしまいましたが・・・ ●ダイエットの心得? 「ばあちゃん、腹へった」 「気のせい、気のせい」 このダイエット法なら、一切お金はかかりません。 ●佐賀の羊羹 子供たちが広場で野球をやっていると・・・運動神経ゼロの池田君がやってきます。新品のグローブ、バット、キャッチャーミット、マスクなどを持参して。 『ああ、これも覚えがある!』 運動神経の悪い子は、たいてい金持ちのボンボンでした。道具だけはいい物を持ってるんだけどね。キャッチボールもまともにできなかったりするんです。 映画の中の池田君は羊羹屋の息子でした。まわりがシャリシャリした羊羹がドッサリとテーブルに置かれ、プロ野球観戦の子供たちがたくさん集まっています。このシーンは、さりげなーく、佐賀の名物を紹介していたんですね。 実際に池田屋という羊羹屋があるかどうか検索してみると・・・佐賀県の唐津に池田屋という和菓子店がありました。でも、佐賀で有名な池田屋は「佐賀ちゃんぽん」の店です。 佐賀ちゃんぽん「池田屋」 この店は、島田洋七さんも来るみたいですよ。佐賀大学前にあるそうですが、長崎のチャンポンとは若干違うみたい。 ●拾うもんはあっても、捨てるもんはなかとばい。 来年9年目の車検だけど、まだ走れるから通しちゃおうかな? もうすでに同型のクルマは見かけなくなりました。すると、ピカピカの新型車より、かえって個性的に見えてくるから不思議です。まだ走るうちは、買い換えなんて「もったいない」という気がしてきました。 そう言えば、友達のケビン(カナダ人)は粗大ゴミの日は「宝の山」だと言っていたなぁ。(今はもう英会話教師として成功して金持ちだけど…日本に来た頃は、まだ貧乏だった) 最後に この映画には「忘れたくない日本」が描かれてます。是非観てください。評価は A です。なお、お近くの映画館で観られない場合は、来年1月からフジテレビでドラマ化されるので、そちらをご覧ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[映画] カテゴリの最新記事
|
|