テーマ:映画館で観た映画(8349)
カテゴリ:映画
この映画の原題は"21"です。みなさん、カードゲームのブラックジャックはご存知ですよね。親と子がカードを引いて21に近い方が勝ち。22を越えると負け(BURST)。親は17を越えない限り、自動的に1枚引き(HIT)、17を越えて21以内の数字になるとスタンド(STAND)します。
この映画のストーリーを簡単に言うと・・・マサッチューセッツ工科大学の学生たちが・・・カードカウンティングという手法を使って・・・・ラスベガスのカジノで・・・ブラックジャックをやり・・・勝ちまくって「さあ、どうした?」というストーリー。(一部実話) ずいぶん昔にもこういう映画がありました。ダスティン・ホフマン主演で・・・ほら、なんだっけ・・・えーと・・・うえぽんちゃんみたいな題名・・・釣りに行く日はいつも雨・・・そうだ「レインマン」だ。 「レインマン」の主人公(ダスティン・ホフマン)は「サヴァン症候群」という病気です。自閉症で施設に入所していますが、健常人ではあり得ないほど「病的な記憶力」を持ってるんですね。 で、その能力をどう活用したかというと・・・弟役のトム・クルーズに施設から連れ出されたダスティン・ホフマンはラスベガスに行くんです。でね、ブラックジャックで使用済みのカードを全部覚えちゃうの。そして、勝ちの確率が高まったところで大勝負。大勝ちして「さあ、どうした?」というストーリーです。 *マサチューセッツ工科大学(MIT):マサチューセッツ州ケンブリッジ市にある私立大学です。理工学系では全米一を誇る名門校で、世界的にも有名。ノーベル賞受賞者を数多く輩出しており、グーグルの開発者もMIT出身です。(ちなみにハーバード大学もケンブリッジ市にあります) *カードカウンティング:確率を計算しているだけなのでイカサマではありません。しかし、これをカジノの警備員に見つかって大勝ちすると、こっぴどくお仕置きされて「二度と来るな!」と言われるようです。(普通の人の計算力ではとても無理) *スプリット:プレーヤーにだけ与えられた特権のひとつ。最初に配られた2枚のカードを分割し、それぞれのカードに対して新たにカードをもらい、独立した2つのゲームとしてプレーを続行する権利。(掛け金は自動的に倍になる)映画によると、スプリットはカードの数字が同じときだけできるらしい。たとえば親の見えているカードが7以下で、こちらに8,8と来たような場合がスプリットのチャンス。 それでは感想・・・ アメリカ人なら一度ぐらいカジノに行ったことがあるので、アメリカでは物凄くウケたらしいです。でも、日本だとブラックジャックのルールをよく知らない人もいるからどうかなぁ・・・ アタシは面白かったので B にしたいと思います。万人にオススメって程じゃないけど、ひとりでも、二人でも気軽に観られるでしょう。アメリカの大学の様子もよくわかるし、ラスベガスの映像もタップリあるので、観光気分が味わえます。レイトショーの1,200円で、ポップコーンでも食べながら観るにはイイ映画だと思いますよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.07.07 13:42:33
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