テーマ:映画館で観た映画(8310)
カテゴリ:映画
あらすじ
流行り病で母を亡くし、笑うことを忘れてしまった若君。殿様は若君を心配して、何とか笑わせようとします。そこで考えついたのが「三十日の業」。 それは、大罪を犯した罪人に三十日間「一日一芸」を続けさせ・・・見事、若君を笑わすことができたら無罪放免。笑わすことができなかったら切腹という「恩赦ありの死罪」でした。 脱藩の罪で「三十日の業」を科せられた野見勘十郎は、果たして若君を笑わすことができるのか? 主役の野見さんは54歳のフリーターで、撮影がだいぶ進むまでバラエティー番組だと思っていたようです。アタシは五日目の失敗で思わず吹き出しましたが、みなさんはどうでしょう? そしてラスト・・・この展開は予想外でした。われわれ日本人は笑えないけど、外国人は爆笑するかもしれません。詳しくは言えないけど。 うーん、これは普段から人を笑わすのに苦心している人じゃなきゃ思いつかない話だと思います。 みなさんは『読者を笑わせてやろう』と思ってブログを書いてますか? アタシの知る限り、読者を笑わせようと思ってブログを書いている人は、ほとんど見かけません。 アタシは、けっこう挑戦するんですよ。月に一度か二度は、読者を笑わせることに成功してるんじゃないかと思います。だから、人を笑わせることがどんなに難しいか、少しは知っているつもりですが・・・ 笑わせてやろうと思って書いたことは、十中八九スベルんです。でも、こっちが『ここで笑ってくれ』と思ってないところで読者が大きな反応を見せることがある。 それがどんなときかがわかってないと、こういう作品は作れないと思います。ラストを観ても、まったく笑えない人が多いでしょう。しかし、あとでよく考えてみると・・・なーるほど・・・と思えてくるんです。 評価は一応 B の「映画館で観ても後悔しないレベル」にしておきます。アタシの場合、松本人志の作品では「大日本人」が一番面白かったけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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大阪のキー坊さん
>評価はBでも、何かそそる内容じゃないですか! >行くかも。 大阪国民なら10回ぐらい大爆笑でしょう。海老名では、せいぜい3回しか笑いどころがなかったけど。 でね、おそらくアメリカ人はラストで笑うんですよ。日本人は絶対笑わないけど。 (2011.06.13 09:56:01) |
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