テーマ:ソチオリンピック(128)
カテゴリ:スポーツ
終わってみれば『東京より暖かい所で、よくできたなぁ』と思います。大会期間中にソチの気温を調べたら、最高気温17℃という日がありました。(平年は最高気温10℃ぐらい)
★ノルディックの選手が半袖! ★スノーボードのハーフパイプは、ドライアイスを撒いて固めた。 ★アルペンの競技会場は、明らかにザラメ雪状態。滑走順の遅い選手は深く掘れたシュプール(わだち)に足を取られて転倒続出。 ★スピードスケートのリンクは、ソチと条件が同じ海抜0メートル地帯ということで、オランダ人の製氷技師が請け負っていた。 ★ジャンプ台の周りに雪はほとんど残っていなかった。 ということで、オランダチーム以外は実力が出しにくかったかもしれません。想像したよりコースは綺麗でしたが、きっと地肌むき出しの斜面をテレビに映さないようにしていたのでしょう。 それにしても、ほとんど雪の降らないソチで冬のオリンピックができたことに驚きました。やはり産油国はやることが違う。ロシアの資金力恐るべし! 大丈夫なの? ピョンチャン ピョンチャン・オリンピックが開催されるヨンピョンリゾートについて調べてみたのですが、最大のネックになるのは滑降コースです。 私はサラリーマン時代、スキー部に所属していたので経験者として言わせてもらいますが・・・ヨンピョンリゾートには、どう見ても中級コースと初心者コースしかありません。しかも、滑降コースをオリンピックの規定通りに造るには、山の高さが足りないのです。 オリンピック 滑降コース 男子 標高差 800m~1100m 女子 標高差 500m~800m 最低でも標高差が800m必要なのですが、ヨンピョンリゾートにあるドラゴンバレースキー場の最高点は1,438m。スキー場のボトムが786mなので、標高差は、およそ650m。滑降コースとしては、あまりにも簡単すぎて話になりません。 そこで、国際滑降競技基準である標高差800m、全長3.4km以上を満たすコースをどこに造るかということが問題になり、調査の結果、国立公園を除くと可里旺山(カリワンサン)中峰しかないことがわかりました。(ヨンピョンリゾートから南に約20km離れた未開発地域) しかし、ここは韓国内では非常に珍しい原始林が残された場所です。そんなところにスキー場を造ってもいいのでしょうか? スキー場を造ったら、元に戻すのに100年はかかります。わずか2週間のために貴重な自然を破壊しなければならないなんて悲しすぎませんか? この問題は IOC(INTERNATIONAL OLYMPIC COMMITTEE)が、どんだけいい加減な組織かを物語っていますよね。候補地の現地調査がズサン過ぎます。しかも、韓国は「日本の資金援助があるから大丈夫」と言ったらしいですよ。そんな話を信用するってどういうこと? もうこれ以上考えても無駄なので、韓国は一刻も早く開催権を返上すべきです。もちろん、それ相当のペナルティーも覚悟してもらいましょう。まずは代替開催地に立候補してもらうために、最低でも1000億円ぐらいは即金で出すべきです。そして、今後は韓国人の審判もダメ、IOC 委員もダメ、ロビー活動も禁止。滑降コースの規定を変えることには断固反対。守れなきゃ、オリンピックを開催する資格なし。 さあ、どうする? ピョンチャン・オリンピックは「進むも地獄、退くも地獄」。ということは、進むしかないわけだけど、日本は資金提供なんかしませんよ。交渉の扉は常にオープンだけど、敷居は目茶苦茶高いから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.07.26 05:24:07
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