テーマ:今日のコーヒー(5066)
カテゴリ:飲食・健康
ドラッグストア(クリエイトS・D)がコーヒー豆を大安売りしていた。UNICAFE の300g入りブレンドコーヒーが198円。この価格は近年見たことがないぐらい安い。
※クリエイトS・D:神奈川県を中心に勢力を広げているドラッグ・ストア・チェーン。 ※UNICAFE:KEY COFFEE や UCC ほど有名じゃないコーヒー会社。神奈川県に工場がある。 『なんじゃこりゃ?』と思いながら買ってみたのだが・・・ 色は濃く出る。しかし、油っこいカンジで「さわやかな酸味」が感じられない。いれたては一般的な缶コーヒーよりマシだが、明らかにロブスタ種を多く含んでいるという印象。 ※ロブスタ種:缶コーヒーやインスタントコーヒーに多く含まれるコーヒーの品種。高いコーヒーほど高級なアラビカ種のブレンド比率が高いと考えて間違いない。 コーヒー180ccにどれぐらいの豆を使うかというと、ドリップ方式の場合、3杯分で約24gというのが一般的だ。ということは、このコーヒー300gで、約37杯のコーヒーをいれられる。この場合、一杯あたりの値段は5.35円。消費税を加えても一杯6円未満である。 いかに缶コーヒーの中身が安いかわかるだろう。おそらく、どのメーカーの製品も5円未満だ。ちょっぴりアラビカ種の比率を高めたところで、せいぜい6円程度だと思う。 セブンカフェが1杯100円の中身に10円かけたとしよう。すると、誰でも『缶コーヒーより美味しい』と感じる。いれたてで、しかも豆の品質が違うのだから、味も香りも段違いになって当たり前だ。 民放ってヤツは、知りたくもない韓国のニュースを、あたかも国内ニュースのように伝えるくせに、スポンサーに都合の悪いことは一切伝えない。本当にアタマに来るし、ウザイよね。 だから、これから書くことは、どこのテレビ局も言ってない。あくまでも推測だが、「当たらずとも遠からじ」という感覚で読んで欲しい。 最近テレビで、缶コーヒーのコマーシャルを見る回数が減っていると思わないか? ジョージアとか、ワンダとか、ファイアなどの商品名をあまり聞かなくなったはずだ。 それは当然だよ。いくら宣伝しても宣伝費に見合う売上げが得られなくなっているのだ。そこに追い打ちをかけるように「缶コーヒーの消費が何%減った」なんてニュースを流せば、さらに缶コーヒーの消費を減らしてしまうだろう。 皆さんの家の近くにも飲料メーカーが推奨する価格を無視した自動販売機があると思う。コカ・コーラのジョージアが130円。その自販機からわずか数メートルのところに100円の自販機があったりする。 実はアレが売れているのだ。味なんて大して変わらないから、30円の差が巨大な割安感になって大手飲料メーカーを悩ませている。 僕は缶コーヒーが130円になった自動販売機をほとんど利用していないが、みなさんもそうじゃないだろうか。思い起こしてみると、去年は高速道路のパーキングエリアで買っただけだ。130円の缶コーヒーを買うぐらいなら、迷わずコンビニに行く。 このあいだ JT が飲料事業から撤退するというニュースがあった。「桃の天然水」や缶コーヒーの「ROOTS」を今年の9月を目処にやめるというのだ。 しかし、自社製品をやめるというだけで、自販機事業から撤退するかどうかは、まだわからない。 DIAMOND.ONLINE によると かねて、ジャパンビバレッジは飲料業界再編の核となると目されてきた。主要株主であるサントリー食品インターナショナル、キリンビバレッジのほか、収益性の高い自販機26万台を狙って、第三極も加わった出資合戦となる可能性もある。 この記事によると、JT 傘下のジャパンビバレッジが全国に26万台の自販機を保有しているらしい。今は喫煙者が激減しているので、タバコの自販機の代わりに飲料の自販機が設置されているのだ。 素人考えだが・・・この26万台をルール無用の安売り自販機にしたらスゴイことになると思う。コカ・コーラが130円で売っている隣で100円か90円の商品を売りまくるのだ。 テレビで宣伝しないメーカーの商品でもいいし、商品によっては電気代のかからない「常温」でもかまわない。その分安ければ、必ず需要はあるだろう。 もし JT がこの作戦を実行したら、テレビ会社が一つか二つ吹っ飛ぶかもしれない。しかし、その分、見たくもない韓国のニュースが減るなら大・大・大歓迎だ。 JT さん、やっちまいな。買うことで応援するぜ! P.S. UNICAFE のブレンドコーヒーが大安売りできるのも、缶コーヒーが売れなくなったからだと思う。今まで大量に輸入してきたロブスタ種のコーヒー豆が余ってしまったのだ。 ということで、今日の経済学はおしまい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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