こおひいぶれいく

2009/01/27(火)11:52

ミナミの帝王 V53破産の葬列を見る。

映画(72)

 順不同で「ミナミの帝王」DVDをみているが、 初期の頃と雰囲気がかなり変わっており(それはそれで面白いが)  世相を反映してか闇金としての銀次郎にも心境の変化が 多少伺える。原作もそうだけど。  さて、「ミナミの帝王」Vシネ版53巻は 葬儀屋の仕組みと破産代行業者がメイン。  元ヤクザの破産代行業者が葬儀屋にどう関わってくるか それは見ての楽しみ。 難波金融伝 ミナミの帝王 破産の葬列(Ver.53)(DVD)  あらすじ 父親の葬式が終わった後の主人公はリストラにあって現在求職中。 遺産整理の概要を妻に話す。葬儀屋をしていた父親は生前、 株に手を染め借金がかなりあるらしく遺産を整理して50万残るのが せいぜいだという。 妻はタクシーで帰り、入れ違いに銀次郎が登場。 「あんたの父さんには1000万いう大金を貸しとりましたんや。 ワシには相続放棄ゆうんは通りませんよって、よろしゅうたのんまっさ。」 あっけにとられる主人公。タイトルバック。  舎弟の真がマンションに取り立て行くと妻が応対。  主人公の妻は銀次郎がかつて追い込みをかけノイローゼになって 自殺した呉服屋の娘だった。  事情を聞いた真はその罪悪感から、葬儀屋の手伝いをする事を決意。 葬儀屋の営業は銀次郎のアドバイスもあり、順調に売り上げを伸ばす。  しかし病院に対する袖の下や、看護師への情報料など、葬儀屋の黒い部分が 明らかなるにつれ主人公は父親がなぜ株に手を出したかがわかるようになる。 ある日、別のサラ金屋に2000万の借金をしていると取立て屋が店に 来る。悩みぬいた主人公は破産する事にしたが・・・。  人はいつか死ぬ。これは紛れもない現実。 しかし死んでからもお金がかかります。因果な世の中です。 葬式にかかる費用というものは実際いくらなんでしょうか。 劇中で消費者生活センターの調査では全国平均250万とか 言ってましたが。 あと、銀次郎が言っていた葬式の費用は決まった金額が 設定されていないというのは本当でしょうか。  ちょっと調べてみようという気にもなります。 それにお墓の管理はいったいどうなっているんだろうかという事も 気になりましたね。  自分の死に際はどのように飾りたいのかという事を 考えさせられる話でおました。(ぉ

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