|
カテゴリ:不満
先日、大阪のマクドナルドで新商品のキャンペーンが行われたところ、大行列ができる反響を呼び、一日の売上としては最高額を記録したものの、その後、客の中に1000人以上の「サクラ」が含まれていたことがわかりました。「サクラ」はアルバイトスタッフとして、マクドナルドがマーケティング会社を通じて雇い入れたものです。
私も新商品が気になり、店の近くまで行きましたが、あまりの長蛇の列に嫌気がさし、帰りました。上空にはテレビ局のヘリコプターが見えました。その後、「サクラ」報道を知り、腹が立つと同時にそんなからくりがあったのかと納得しました。 やらせはよくない、売上至上主義、大企業が行う演出方法にしては稚拙、倫理観がない等の批判がなされております。もっともです。また先月行われた東京でのキャンペーンでも同様な行為があったことが発覚しております。しかし、マクドナルドはこの件に関して謝罪などはしておりません。 話題が話題を呼び、行列がさらなる行列を作るという側面があります。それを踏まえた上で、マスコミに取材をさせるために架空の列を作るというのは姑息です。私が不愉快に思ったのは、「消費者は踊らされやすい」という仮定でこのような戦略が行われたことです。馬鹿にしているとしか思えません。 もし「サクラ」が不在であれば、行列はもっと短かったでしょう。どうしても欲しいものなら何時間でも並ぶでしょうが、たかがハンバーガーです。私が行列を見てやめたように、列の長短によって並ぶかどうか判断が分かれるものです。また「サクラ」でなく並んだ人たちも待ち時間はもっと短くて済んだはずです。こうして考えていくと今回のマクドナルドの行為はかなり罪深いものではないでしょうか。やはり謝罪はあってしかるべきです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.12.30 01:24:33
コメント(0) | コメントを書く |
|