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カテゴリ:雑感
29日に発売の作家、村上春樹氏の7年ぶりの長編「1Q84」に
発売前から予約が殺到し、文芸作品では異例の25万部を発行することに なったそうです。しかもこの作品の内容については、著者の 「予断を持たずに読んでほしい」との意向で明らかにされていません。 村上春樹といえば文学好きだった高校生の頃に 親しんだ作家の一人で、「羊をめぐる冒険」や 「ノルウェイの森」などを愛読した記憶があります。 今ではほとんど読むことがなくなりましたが、 未だこんなにも人気があるのかと少々驚いております。 そしてその人気ぶりを伝えるニュースの中で 出版流通業界に詳しい人へのインタビューがあり、 「発売前から品切れマーケット状態となった」との コメントと共に、その品薄感がさらに購買欲を煽ったと 分析していました。 物議をかもしたイスラエルの文学賞受賞の 影響もあるでしょう。 文学作品のベストセラーは個人的には喜ばしいことですが、 「話題性」がセールスの大きな要因ならば残念です。 中身(内容)がわからないものを買う人の動機は、 「作家への信頼感」か「興味本位」のいずれでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.05.29 00:48:47
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