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2010.05.27
カテゴリ：杞憂
久しぶりのブログの更新です。
時折お立ち寄り頂いている皆様には 大変失礼しております。 さて私は検索エンジンにyahoo！を利用しているので、 トップページにあるニュース記事をよく閲覧します。 その中で以前から気になっていたのが、 ニュースの下部に設けられている コメント欄についてです。 すべてのニュース記事に付いているわけではなく、 選択基準がわかりませんが、 寄せられているコメントは大概において 共感できないものばかりです。 そこでよくチェックしてみると、 各コメントには「私もそう思う」と 「私はそう思わない」のどちらかが クリックできるようになっており、 その数が点数化されています。 最初の設定ではコメントが「そう思う順」に 並んでおり、閲覧者の多数意見が上位に 来るようになっているはずなのですが、 どうも私とは意見を異にしているようです。 そこで「そう思わない順」に並べ替えると 私的に「まともな意見」が登場してきます。 （正確には「そう思わない」の点数が 「そう思う」の点数を上回っている コメントについてです） 特に政治的なネタでその傾向が顕著です。 これには下記の理由が考えられるでしょう。 １．２ｃｈに代表される罵詈雑言が多く、 コメントが悪意に満ちていること ２．ネット右翼（通称ネトウヨ）と呼ばれる 人たちが意図的に扇情的な発言をしていること ３．元記事が特定の反応を狙った中立的でない 文面になっており、それに乗せられていること ４．私の考え自体が「変」であること 真相はともかく、さらに驚くのは 私が上記１，２だと感じるコメントで 「私がそう思う」の数の圧倒的多さです。 一例を挙げると社民党の福島党首が 普天間移設問題で辺野古案なら閣議で 政府対処方針への署名を拒否するとした 記事に対して 「はいはいわかったから 早く日本から消えようね。」との コメントが寄せられ、 私が閲覧した時点で 「そう思う」が４，０４４点、 「そう思わない」が１５８点でした。 割合からすれば上記のようなコメントに ２５人中２４人が同意し、 １人が反対していることになります。 辺野古案の是非はともかく、 そこまで多くの人が福島党首に 「消えてほしい」と思うでしょうか？ 現実の国民の意識とかけ離れたところで 見えない力によって ネット上の世論が形成されているように 思えてなりません。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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普天間に関する福島瑞穂に対するネットの反応ですが、これは現在の世論の本音でしょう。マスコミの報道を見ていると、沖縄の過酷な現状やら、その歴史を全面に押し出し、沖縄県人の被害者ぶりを押し出し、安全のため不可欠な米軍を厄介者としてしてしか報道していない偏ったものであり、そうした偏向報道に、大半の日本人は心の中で違和感を抱いているのです。中国や北朝鮮という脅威があるにも関わらず、福島の対応はあまりに非現実的です。ネット右翼が席巻しているのは、今の日本では右翼的な発言を公にしにくい雰囲気があります。現に日本の首相が靖国に参拝できず、原爆発言で防衛大臣が更迭され、日教組発言で大臣が辞任し、卒業式に君が代を歌わせず、日の丸にも敬意を払わない教師が大きな顔しているおかしな社会です。
ですから、公で右翼的な事を発言したら浮くため、匿名性の高いネットで多くの日本人が本音を言っているのでしょう。幸い日本は、中国共産党のようにネットの情報を統制し、政府に好ましくない意見を載せないような規制をしていないため、自由に意見が述べられます。そうした自由な環境での意見はそれが好ましいか否かは別として、本音そのものだと思います。 (2010.06.19 23:47:38)
総てのテレビのコメンテーターの発言は、あたりさわりの無い、テレビ局の意向の範囲でしか言わないのでいつも不満を感じています。普天間の問題も騒いでいる誰一人、解決方法の無い、自己主張をしていて空論でしか有りません。アメリカ無しに日本の繁栄は無いので安保は必要と思います。少し違うかも知れませんが、日本無くして沖縄の繁栄は無いと思います。でも沖縄の人達の苦しみも本土の人達はもっと理解して申し訳無く思う必要があります
(2010.06.20 17:28:49)
コメントありがとうございます。しかしながら回答さんの意見については論点がずれていると思われます。ここでは国防の在り方や政治の左右の是非を論じているのではありません。政治には多様な意見があり、右傾化している状況も承知していますが、２４対１という数字が異常なのです。ましてや福島大臣を更迭したことにより、鳩山内閣の支持率が低下したことは周知の事実。だからこそ上記のような数字は現実と乖離しているのです。そしてそれが「見えない力」によるものと指摘しているわけです。
(2010.06.28 22:30:46)
亀田が疑惑の判定で勝った時、大多数が亀田の負けだったとの意見に同調していたし、北京五輪で野球がメダルを逃した時、星野や選手らに手厳しい批判が集中していたが、結構的を得ていたと思う。福島に対する反応もそれらと同じたぐいであると思う。
日本人は温厚な民族であると思われているが、結構極端に走る癖をもっているので、そうした国民性も原因の一つかもしれない。 目に見えない力なんてものなどなく、福島に対する反応は、上記の例のように単なる日本人の率直な意見であると思う。 鳩山が福島を罷免して支持率を失ったのは、鳩山の一貫性の無さ、男らしくない対応に対するものであって、誰も福島に同情なんかしていないと思う。 (2010.06.29 21:16:45)
コメントありがとうございます。確かに日本人は極端走る傾向があると思いますね。それは主体性のなさから、メディアの論調や周囲の意見におもねることで世論が画一化するのだと思います。しかしながらヤフコメの不可思議さは、繰り返し言うように福島大臣罷免問題で２４対１のような数字になることに表れています。常識的に考えましょう。２５人中２４人が「福島消えてほしい」と思うなら、いくら鳩山総理に不甲斐無さを感じていたとしても支持率は上昇することこそあれ低下するとは思えないのです。
(2010.06.30 21:39:11)
2chという公共性のそう高くないメディアではなく、Yahooという公共性の著しく高いメディアが、匿名者による何の根拠もない情報を、一切の品質検査も経ないまま、当該メディアのサービスを利用する多様な一般利用者に発信していく。
そして、そのことによって生じうる問題に対する責任感を誰も持ち合わせていない。 各コメントの内容の是非に関する意見は様々あるでしょうが、上記のような状況が存在するという事態がまさに異常であると言わざるを得ません。 (2010.10.18 16:00:48)
yahooニュースは、ネットが無かった時代と違い読み手がどんどん参加できる良い新聞サイトだと思うのですが、コメントに偏りがありすぎるのは問題だと思います。
「そう思う」の順に並べるのではなく、最初はすべてのコメントをシャッフルして順不同で表示したりという工夫が必要なのではないかと思います。 あとは、同一人物のコメントはツリー形式にしたほうがよいと思います。 コメント数やクリック数という発言者本人が操作しうるものだけを基準に、コメントが並べられてしまっているというのが致命的な欠陥なんですよね。 (2011.02.15 20:04:43) |
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