大阪の行政書士森田のブログ 前頭葉

2014/02/07(金)18:18

領収書が変わった!

雑感(27)

些細なことですが、税務署が発行する納税証明書の領収書の様式が今年から変わりました。これまでのコンビニのレシートとさほど変わらないシンプルなものから、A4サイズで法人等名義が宛先に記載されたものになっています。一見するときちんとした感じで改良されたかのようですが、実のところ少々困りものです。 というのは、当該会社自身で証明書を取る場合はいいのですが、私のように委任状を受けて代理で取得するケースだと、領収書の宛先は私宛でないと経費計上できないのでは?との疑問が残るからです。許認可業務で納税証明書を取ることは多々ありますが、こうした費用は報酬に合算して依頼者に請求するでしょうから、利益とはならずただの経費です。それなのに法人等名義の宛先にされると私自身の経理処理上の領収書としては違和感を覚える訳です。 当方は使者ではなく、代理人ですし、実際にお金を払っていることから、宛先を変更してもらうよう税務署に頼みますと応じてもらえませんでした。その理由を問うとシステム上の問題で、代理人宛の可否についてはわからないようです。では宛先は違うが、当方の経費として処理していいか尋ねたところ、そちらの判断に任せますとの回答、何とも釈然としないものが残りました。 ちなみにこのシステム変更のせいなのか、これまでに比べて証明書を発行して領収書を受け取るまでの時間がかなり長くなっています。数百円程度のものですから、従来の宛先無記名レシートで十分だと思いますね。

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