2014/11/05(水)19:48
小春日和とインディアンサマー
秋の訪れと共に寒くなってきましたね。
それでも時折、暖かい日があります。
日本では晩秋から初冬にかけての暖かい日を
小春日和と言いますが、同じ現象を
英語ではインディアンサマーと言う
ラジオのDJが話していました。
穏やかな日の象徴のためか、日本では
湿度の高い夏より春がふさわしいから、
と続けていました。
確かに指摘はその通りで、面白いと
思ったのですが、気になったのは
なぜ「インディアン」かということです。
ラジオでは触れなかったので、調べてみると、
諸説あるようです。
まず霧が立ち込める様子とインディアンの
焚き火を重ね合わせたというもの。
他の説ではインディアンという言葉を
差別的な意味で偽の、安っぽい、と解して
「偽の夏」と表現したというものもあります。
後者が本当なら悲しいことですが、
「インディアン、嘘つかない!」という
有名な台詞は白人からの差別に抗したものと
考えると、こちらの説が真実かもしれません。