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カテゴリ:本
今月下旬に「ミシュランガイド東京」が発売になる。うわさでは東京都内で初めて3つ星レストランが誕生するといわれている。新聞各紙には、既にガイドへの掲載の打診を受けたという料理店のご主人が顔出しでインタビューに応じた記事が載っている(なんと気の早い。こういう先走る店がどれくらい星を獲得したのか、誰かまとめてくれないものか)。
東京のレストランガイドなどは、これまで馬に食わせるぐらい大量に出版されているけれども、ミシュランガイドの発売がこれだけ注目を集めているのは何故だろう。日本の大衆層に小金持ちが多く、フランスの文化体系にあこがれているためかもしれない。あるいは、単純にマスメディアで記事を書いている人間が、どいつもこいつも権威主義者ばかりであるせいかもしれない。 とはいえ、僕もミシュランガイド東京に興味はあるし、東京の星つきレストランを訪れるため、わざわざ来日する外国人が増えるかもしれないことはとても良いことだと思う。 確かだと思うことは、ミシュランにとって東京がフロンティアであり、ミシュランが新しい市場を作り出す起爆剤であるという点だ。「ザガット」何とかのあの内容では、正直いって権威主義者を満足させるには役不足だったと思う。願わくば、日本全国に散らばる名店を網羅したミシュランガイドも登場し、2つ星、3つ星のレストランがあちこちに出現することで地方が活性化するようになって欲しいと思う。 (続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.11.14 01:48:07
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