鴨がワインしょってきた

2014/10/27(月)00:44

シャトー・メルシャン訪問記(上)

日記(145)

 先日、ご縁があって勝沼のシャトー・メルシャンで開かれた毎年恒例のイベント「ハーベスト・フェスティバル」に参加させていただいた。好天に恵まれた暑い日だった。  勝沼にはトンネルカーブを利用しはじめて以来(03年か04年ごろ)、何度も通っていたものの、シャトー・メルシャンは場所すら知らなかった。初めて訪問し、灯台もと暗しではないけれど、もっと早くきたら良かったと後悔した。いいところだ。  訳あって、順を追ってじっくり書くわけにいかないので、ここに書くべき些末な話だけ、書き残しておきたい。 ・メルメルとシャンシャン  イベントにはメルメルとシャンシャンが来ていた。  「2人合わせてメルシャンでーす、メルシャン星から来ました」という口上。樽の中でぶどうを踏む趣向を、彼女たちが最初にやってみせた。バーバーパパにこんな話があったな。  イベントが終わり、片方の女の子が、屋台でフードを購入していたのがとても印象的だった。屋台は首都圏各地から来ていた。・飲んだワイン  「勝沼のあわ」「甲州小樽仕込み」などをINAOグラスでテイスティング。快晴で汗が出るような中、公園みたいな会場で、席がなく立って飲んだので、はっきりいって味はワインであるという以上には、よく分からなかった。あの環境なら、飲みたいのはビールだ。 (こんな神社までありました)・樽  地下のセラーに行くと、樽が並び、バックヴィンテージのワインが転がり、垂涎(すいぜん)もの。ドメーヌJFミュニエを見学した時を思い出す。  樽はフランス製で、新樽比率は結構低い。旧樽は繊細な甲州などに使うそうだ。ほら、ジョルジュ・ジャイエ名義を選ぶべきなんだよ(謎)。・雑談  関係者とちょっとお話をした。国内でワイナリーを始めようとすると、億単位のお金が必要になるので、脱サラじゃ難しいかな、とのこと。 事情により、内容はかなり自粛モード。続編「下」は、機が熟した段階で公表予定。=禁・無断転載=

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