新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
4日の仕事始めに提出しなければいけない宿題があり、まだ正月の三が日だというのに仕事をしている。本当はこんなブログを書いている余裕はないのだが、要するに逃避である。
年始は福袋について考えさせられた。昨年まではネットショップで買うぐらい。実店舗では東急百貨店各店の和洋酒売り場ぐらいしか行かなかったし、ワインは何も買わなかった(高額で買えないものも多かった)。最近、イベント性の強い変わりもの(1日駅長体験とかDRCひとそろいとか)も売られていると知ったが、当日の福袋商戦が活気に満ちたものであることはよく知らず、見ると聞くとでは随分違っていた。
以下は、ある百貨店できいた話。婦人服フロアのブランド福袋は人気に差があり、人気の高いブランドは福袋が少なめ、逆に並ぶ人は多い。そういうブランドの福袋は深夜から並ぶお客さんが開店前に誘導され、販売開始と同時に事実上売り切れる。
次に人気のあるブランドの福袋は、開店前に並ぶ人で大半が売れてしまうが、開店からしばらく後はちょっと残っている。さらに開店した後からじわじわと売れていくところもある。福袋を買い集めたい女性陣(お使いの男性含む)は人気の高い順、欲しい順に川を下るように買い下がっていくことで、たくさん福袋を買えるのだという。並ぶ場所はどこか、当日販売する福袋の数はどのくらいか、前年は欲しいブランドの福袋がいつごろに事実上売り切れたか、こういう情報を集め、それを上回る戦略でのぞむ者だけが福袋商戦の勝利者となるのである(個人的にはお金がもったいない気がするが)。
上記の百貨店とは別の伊勢丹新宿本店の本日の初売りも相当盛況だったようだ。ツイッターで知る程度で真偽は定かではないが、食品売り場の列は紀伊國屋本店の前を通過し、新宿駅付近まで伸びたという。普段の価格に割高感がある分、初売りの人の集まり方は尋常ではなかったようだ。(続く)
(写真)今回のブログの内容とは関係ないが、上記はある大手ネットショップのもの。1万円で1万6400円分が入っているとはいえ、ワインは価格はあってないようなもの。20人のうち19人がハズレ感を感じさせられるものを福袋というのか、疑問を感じるな。年始だからもっとパーっとやって欲しいと思うのは私だけか。2人に1人は3万円分ぐらいもらえたっていいのでは。
(注記)最初にアップした文章を趣旨をそこなわない程度に修正。