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ワイン購入

2016.12.30
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カテゴリ:ワイン購入
いつにもまして品がないが、お金にまつわる話題。

 アンリ・ジャイエの価格は今となってはとてつもなく高額だが、彼の名前が売れ始めた頃は著名なレストランで「美味しくて安い」と評判だった、とどこかできいた。多分、私が産まれて間もない頃の話だ。

 過去10年もブルゴーニュワインのファンをやっていれば、どこかで意地になってジャイエのボトルを入手した経験がある人も多いのではないだろうか。
 「私の戦闘力は53万」とか顔に書いてありそうな金持ちがうようよしているオークションに出入りしたことはないが、最近でも海外ショップのリストでアンリ・ジャイエが売りに出たのは見た(すぐ売れた)。探せばまだ売り物はあるようだ。だけど、偽物も多いらしい。

 ある日ふと、外国人に「おまえが最初に買ったジャイエは、どの銘柄でいくらだった」と聞かれたらと考えた。とっさには答えられないと、唖然としながら気がついた。
 私などは本当に少数のジャイエしか購入した経験はないが、最初に買った銘柄はよく覚えている。1986年のエシェゾーで、ネットショップの松澤屋の会員向け販売で購入した。記憶が確かなら1本10万円ちょっと(詳細は非開示w)。12万円台で同年のクロパラントーも売りに出たが、無知ゆえに「1級なのになんでこっちが高いんだ?」とか首をひねっているうちに蒸発した。

 「おまえが最初に買ったジャイエは、どの銘柄でいくらだった」と聞かれたら、百貨店の売り子のように「これだよ」と電卓を叩いてみよう。そう思って、ひとりでやってみた。購入額を現在のユーロ・円のレートで割ると、出た価格は約880ユーロ。ん?

 いつもメールでもらっている海外ショップのワインリスト。このエクセル表の税抜き価格の欄を降順にして眺めてみた。そこから抜粋した通常のブテイユのワイン価格は以下の通り。

Richebourg Meo Camuzet 2007 903.0
Echezeaux DRC 2011 892.5
Corton Renardes Leroy 1992 819.0
Echezeaux DRC 1984 819.0

 メオのリシュブールは買えない。DRCのエシェゾーが買えるかどうか。ルロワのコルトンのバックヴィンテージもいけるかも、という結果が出た。ちなみにアルマン・ルソーのトップ2(シャンベルタン、クロドベーズ)は900ユーロ台で、メオのリシュブールより高い。
 日本だと、DRCならチャンスがあればグランエシェゾーあたりまで買えるかな。

 私は当時、清水の舞台から飛び降りたつもりでジャイエのエシェゾーを買った。ということは、当時の私と同じぐらいの年齢で、同じぐらいの給与の人は今、DRCのエシェゾーを買うことすら相当悩むだろう。

 「ワインは飲まれて減るし、新興国の需要が増え続けるから投資価値が上がる」といった、くだらない記事を「選択」に書くライターもいるが(誰が書いたか大体想像がつく)、それがなぜクソみたいな話かというと、資産家ではなく勤労者の若い愛好家が入り込めない、新規参入ができない状況になっていることへの問題意識がないからだ。
 毎年新ヴィンテージが出る作り手のワインで、トップクラスの銘柄がこういう価格では、日本のふつうのサラリーマンには趣味として続けられない。投資価値が上がると煽る者には「日本のブルゴーニュファンが減ることがそんなに嬉しいのか」と批判したい。






最終更新日  2016.12.30 02:00:42
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2016.12.23
カテゴリ:ワイン購入

 最近、ブルゴーニュワインのリストを眺めながらよく考える。大して思い入れのないワインに1万円以上出すのはやめた方がいいと。1万円以上するワインを惰性で買っていると、いざ欲しいと思うワインがたとえば5万円で売りに出ても、現金が足りず、借金するのも億劫で、結局買うことができない。つまり、1万円以上するワインをだらだら買うことは、5万円のワインを買い損ねるチャンスロスにつながる。

 目の前に東急百貨店本店の来年1月のワインのオファーリストがあるが、こういう視点でみるとヴォギュエもデュジャックもメオ・カミュゼも、ほとんど買えない。14年は子どもの誕生年だから長期熟成向きのワインを入手したいのだが、軍資金には限度がある。

 思い入れのあるワインもないことはない。デュジャックならクロサンドニ(3万2400円)、ヴォギュエならミュジニーVV(9万720円)。しかし、本当にいい値段である。
 ブルゴーニュワインに親しみはじめた2002年頃、ヴォギュエのミュジニーVV2000年は東急本店で3万円だった。買うのに逡巡し、次の日に意を決して買いに行くと無くなっていたのでよく覚えている。ざっくり3倍である。
 クロサンドニ。最初に購入した頃は1万円台後半から2万円程度だったように記憶している。現在の価格は2倍程度となる。
 さて。ヴォギュエとデュジャックの掛け目の差は、どこから来るのだろうか。そう考えると、ヴォギュエに手を伸ばすのはさらに億劫になる。

 では、金輪際高いワインを買わないのかといえば、そうではない。新酒で出る時以外、買いにくくなるような希少な長期貯蔵用の銘柄で、なおかつ本当に欲しいと思う銘柄であれば、貯金を崩してでも買う。具体的にはロマネコンティであり、同じDRCのモンラッシェ、シャブリのラヴノーの大半の銘柄。過去に見学させてもらったJFミュニエも、思い入れのある分、長期貯蔵用に買っておきたい作り手に入る。ミュジニー、ボンヌマール、アムルーズを入手できるなら買うだろう(もっとも今はまず入手できないので杞憂もいいところだが)。こうした銘柄が入手できなくなり、お金が余っていたら、ヴォギュエのミュジニーVVやデュジャックのクロサンドニに手を伸ばすと思う。
 
 以上を踏まえると、余計なワインは買えない。お付き合いするお店はリアルもネットもかなり減った。
 こういう姿勢だと、買うべきワインの入手機会は減る。ただ、インナーサークルの如き閉鎖的な店やシッパーと無縁でいることは、買うべきワインを入手するチャンスを失う以上に優先すべきことだ。買い物をしていて気分が悪くなるような関係者とは付き合いたくない。
 先日、ある大手百貨店を退職した人と飲んだが、ワインの購入に関する個人的な経験を話したら「そんな店とは付き合いたくなくなりますよね」と意気投合した。今お付き合いしている東急百貨店やその他の店は、こういうインナーサークル的な悪弊を排除する仕組みを採り入れているので、安心して通っている。

 余計なワインを買わないためのノウハウは、余計な情報を頭に入れないことに尽きる。注目の新規生産者には目配せしない。店に通っているだけでも新しい名前を目にするので、その範囲にとどめている。
 前回渡仏した2010年以降、どんなブルゴーニュワインを飲んだか考えた結果、この作り手が一番多かったと思う。ネットショップでレアな銘柄を買うチャンスがある時に「他のワインも同数買え」という指示をされると、だいたいこの作り手を選んでいた。どれを飲んでも美味しいと感じている。











最終更新日  2016.12.23 19:26:20
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2015.12.23
カテゴリ:ワイン購入
  • pernin.jpg


 定期的に送ってもらっているフランスのショップのリストをみていたところ、モーフレ・トルショーのシャルム・シャンベルタン1976が手ごろな価格で出ていたので購入した(ただし液面が低い)。この1本だけを購入すると送料が高くつくので他に5本を選ぼうとしたが、白ワインは簡単に決まるものの赤ワインがなかなか決まらない。むやみに高いものは買う気がしなかったので、価格重視(1万円以下)で興味がわくものを探した。最後は2択となり、ポマールの某をやめ、ペルナン・ロサンのモレ1級モンリュイザン1995を選んだ。

 リストにはペルナン・ロサンのワインが多く含まれていたので、いい機会だと思ってネットで調べてみたところ、南喜一郎さんの過去のブログ記事が参考になった。ペルナン・ロサンはギイ・アカの影響を受けた作り手だという情報しか知らなかったのだが、ドメーヌ終盤の90年代はアカの影響を離れていたということを初めて知った。今まで食わず嫌いで損していたのかも。

 とりあえず勝沼のトンネルカーブに収納した。ところが、松澤屋さんがペルナン・ロサンの蔵出しワインをたくさん売りに出されたことを知り、ちょっとショックを受けた。楽天にも結構在庫があるようで、今はもう1つのポマールの某にしておいて、ペルナン・ロサンは国内で買えばよかったと反省している。





 リストにはルーミエとかJFミュニエ、DRCなどもリストに載っているのだけれど、妙に価格が高かったり、バックヴィンテージものは既に購入して持っていたりということもあって、条件に合わなかった。送料、関税などを含めた6本の総費用は、新ヴィンテージのルーミエのボンヌ・マールよりは高く、ヴォギュエのミュジニーVVよりは安いという感じだった。






最終更新日  2015.12.23 23:51:46
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2015.05.27
テーマ:楽天市場(1675845)
カテゴリ:ワイン購入
closerie des alisiers

 セブン&アイが今年のバレンタイン商戦で売り出したブルゴーニュワインが今、処分されるように売られている。セブンが輸入したまでは良かったが、売り方を間違えてしまったのではないかと思わざるを得ない。ブルゴーニュワインの世界に風穴を開ける取り組みだったと思うので、もっと頑張って欲しかったと思う。

 何のことかというと、写真の「クロゼリ・デ・アリジエ」という生産者のレジオナルの「ブルゴーニュ」等のこと。シャブリのジャン・マルク・ブロカールのネゴシアンものらしい。らしい、というのは自分で検索して調べたらそう書いてあるサイトがあるからで、セブンの人はそういう情報を積極的に出していたようにみえない(なお、添付したアフィリエイトの写真のワインは別ルートっぽくみえる)。

 以前、イトーヨーカ堂食品館で実際に購入して飲んでみた感想は「まあ、こんなもんかな…」。まぎれもなくブルゴーニュの赤ワインではある。積極的に誰かに「これうまいから飲め」といいたくなるものではないが、一定の基準は満たしている。

 セブンが良いことをしたと思うのは、価格である。ヨーカ堂では通常のブテイユのサイズで1300円台。数日前、近くのセブンイレブンの半額セールコーナーでは800円で売られていた。速攻で買った。

 国内に引っ張ってくるところまではバッチリだったのに、売り方を間違えたとしか思えない。このワインがどういう生産者のもので、概ねどの地域の、何のぶどうを使ったものか、ろくに情報を流していない。たとえ安くても、ワインを買う人はそういう情報を求めていると思うよセブンの担当者様。こんなブログは読んでいないだろうけど。

 過去に飲んだ1000円前後のブルゴーニュというと、一番思い出深いのがロベール・アルヌーの白ワイン、アリゴテ。以前はやまやなどでよく並んでいたのを購入したものだ。特に2005年は適当にセラーで放置していたのがとても美味しくなっていて、悶絶した。
 ユーロがもう少し安くなったら、また1000円前後で売って欲しい。ただ、かなわない夢のような気もする。

 だから、セブンにはもっと頑張って欲しいのだ。
 イオンでもいいけど。


[2013] ブルゴーニュ・ピノ・ノワール クロズリー・デ・アリズィエBourgogne Pinot Noir Closerie des Alisiers【楽ギフ_包装選択】









最終更新日  2015.05.28 00:03:02
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2014.11.19
カテゴリ:ワイン購入
  • 2014112001310000.jpg

 19日深夜から20日未明にかけて、東京・品川区のイオン品川シーサイド店でボジョレー・ヌーボーのカウントダウンイベントが開催された。個人的には好みのど真ん中、どストライク(ただし人妻)の豊田エリーさんが出るわ、柳沢慎吾さんも出るわということで、見物にいった。
 柳沢慎吾さんは、イベント取材に来ていた報道機関のテレビカメラを小道具がわりに使って刑事物ドラマの容疑者連行シーンを実演。芸達者ぶりに舌を巻いた。最近登場した芸能人にはない強烈なオーラを感じた。なお、報道関係者以外は写真撮影禁止というお触れが出ていたので、残念ながら掲載できる写真はない。

 ボジョレー・ヌーボーは輸入量が減り、ブームが既に去ったという新聞記事も複数出ているが、もっとワイン愛好家の気持ちを理解して欲しいなあという感想以外にない。今年は個人的には、実に10年ぶりぐらいにボジョレー・ヌーボーを買いたいという気持ちが強まった。

 その年のボジョレー・ヌーボーの出来を示す言葉が毎年出回るインター・ボジョレーは、コメント文で今年は非常に良い出来であると示唆していた。これが興味をもった理由のひとつ。加えて、今年はイオングループのワインイベントによく登場するマスターソムリエ(何?)の高野豊氏の話を聞く機会が多かったのだが、この方の勧めるワインが結構くせ玉が多く、今回勧めているワインについても興味をそそられた。

 今日のイベントで高野氏はPBのトップバリュー・セレクトのボジョレー・ヴィラージュなどを紹介したが、実はこの人の一番推しのワインは「私の名前入りのボジョレーもあるんですよ」と口頭で紹介されただけだった。販売本数が少ないときいていたので、これを入手するためイオンに直接出向いた。

 高野氏が勧めていたワインとは、モルゴン村の生産者が作る「ドメーヌ ビュリア ロイック&ノエル ボジョレー・ヌーボー2014」。高野氏は「すぐ飲んでもおいしいし、熟成もする」と説明していた。それ以上、詳しく話を聞いたわけではないが、3000円程度だし、買ってみるかと思い立った。ちなみに、購入するまでこのワインの輸入者はイオン系のコルドンヴェールだとばかり思っていたが、合同酒精だった。やるな、高野氏。

 このワインは、全国のイオン、ダイエーなどで入手できると思うが、1店あたりの配分は少ないようだ。品川シーサイド店で2本購入した。棚には7本ぐらい残っていた。その他にも在庫があるのかどうかは分からない。近いうちに飲めたら、感想を書くかもしれない。

 

※追記

 本日(11月22日)、仕事でいった幕張新都心のイオンで、試飲用にふるまわれていた。

 仕事で飲めなかったのが残念。 







最終更新日  2014.11.22 20:03:26
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2013.08.07
カテゴリ:ワイン購入
 ブログ再開を思い立ったのは、小田急ハルクの改装セールについて、ひと言意見を書きたかったから。
 お店に会員登録している方は既にご存知だろうが、新宿の小田急ハルクのワイン売り場が改装される。きょう(7日)から在庫セールということで、一部のワインについて30%引きという豪勢なことをやってくれた。
 純粋な改装だと思い込んでいたが、どうやら外部委託化に伴う売り場改装であり、改装後はエノテカが運営主体になるようだ。

 …

 銀座松坂屋の時も、高島屋新宿店の時も、東武百貨店池袋店の時も同じことを感じたのだが、さまざまな作り手のブルゴーニュワインに親しんでいる者にとって、これほどの失望はない。小田急よお前もか、である。

 どこのお店にいっても、似たようなワインを、ワインの相場観を持たない金持ち以外に魅力がない価格で売るチェーン店である。
 個人的には、常連に貴重なワインを優遇して割り当てる印象のある会社である(過去の何度かの経験を踏まえたもの)。
 株式を公開して数年でMBOを実施し、一般株主から安い価格で株を吸い上げた会社である。

 エノテカが自前の店舗で経営するうちは、自分とはもう関係ないと割り切ることもできた。が、これだけ百貨店のワイン売り場を占めるようになると、寡占の弊害が目に付くと言っても言い過ぎではない。エノテカのブルゴーニュワインの揃え方には興味がわかない。それはチェーン店なのだから必然であり、こればかりはエノテカに責任はない。仕方のないことだ。

 百貨店の経営者は、エノテカに運営を委託すればコストが削減できて結構と考えるのだろうが、一消費者の失望を招いたことを忘れないでもらいたい。効率化を題目に、簡単に店の運営を外部に任せる経営陣は恥ずかしくないのか。2000年ごろ、「そごう」が借金苦でつぶれた時、他の百貨店の皆さんは「軒先を貸してるだけのデパート」と揶揄していたが、今やみんな同じ道を歩んでいるではないか(東急、三越伊勢丹などの例外はのぞく)。

 経営陣には、ワイン売り場の設備投資をしたのに売り上げが伸びなかったから悪い、という言い分もあるだろう。しかし、では顧客1人あたり1年間にどれくらい購入すれば、売り場を維持できただろうか。計算が甘かった部分は無いのか。在庫のことなどを考えたら、こうなることは時間の問題だったような気がしないでもない。

 さて。仕事の都合で開店時間には行けない。開店時間に来るイナゴのような(←褒めことば)愛好家が買いあさるため、めぼしいものは買えないということは、前回のハルクの売り場閉鎖の時に経験済みである。まあ、遅れてもいいから初日に行ってみようということで、少額ながら売り上げに貢献してきた。いい大人がたくさん集まって、立ったり座ったりしてワインを品定めしていた。

 これから行く人がいれば参考にしてもらえればと思うが、たくさん残っていたのは、正規価格が少し高いと感じる作り手のブルゴーニュワインである。具体的には、ペロ・ミノ、ユベール・リニエ、アルヌー・ラショー。また、特級は見当たらなかったが、メオ・カミュゼのネゴシアン物、ド・モンティーユ、トロ・ボー、ドニ・モルテも多かった。アルベール・グリヴォー、カリヨンなど白の1級も多かった。
 10年ほど前のハルク店じまいのときにたくさんあったセラファンは、なぜか2006年のシャルム・シャンベルタンばかり何本かあった。ポンソは2008のロシュ、2006のシャペルという赤の特級と、モレの白が残っていた。ブルーノ・クレールも某特級だけごろごろ並んでいた。バイエのシャンボールVV2010もあったが、すでに売りきれたもよう。特に聞かなかったが、明日以降に在庫の追加があるかもしれない(ないかもしれない)。

 こういう大安売りに行って思うのは、普段割高と思うものほど割安に売っているが、それでも冷静に考えると単価は高いということだ。また、日本の市場で普段ぞんざいな扱いをされている生産者の在庫が多く、逆にいえば人気の沸騰しているルソーもルーミエも(私が出遅れたせいかもしれないが)なかった。ペロ・ミノやアルヌー、ドニ・モルテなどを試したいが普段の価格は高く感じ気が引ける、という人にはメリットがあるだろう。これらの作り手では垂涎もののボトルもいくつかあった。

 一方、4ケタ円のワインは選択肢がやや少なかった。期待して買ったのはアルベール・グリヴォー。ムルソー1級ペリエールの09や10が5000円台半ばで、畑の格を考えればお買い得だ。トップの「ムルソー・クロ・ド・ペリエール」の下に位置する銘柄というだけで、不遇な扱いをされている印象があったので、入手するいい機会となった。
 ちなみに、ポンソのロシュ08も1本だけ購入した。1万5000円弱。エノテカはこれをいくらで売っているのか気になり、いま同社のサイトで調べてみたところ「3万円(在庫なし)」だった。うーむ。






最終更新日  2013.08.08 00:12:42
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2012.12.31
カテゴリ:ワイン購入

 一方、反対に値下がりしたワインは何か。私見だが、為替の動きを反映したワインとして、ロマネ・コンティなどのDRCが代表的だと思う。05年、06年ヴィンテージあたりを頂点に価格は頭打ちになった(正規代理店ファインズの提携店の場合)。なおコルトンが加わり、エシェゾーはラインナップの末端商品ではなくなったので、やや例外的かもしれない。作り手はファインズにネット販売を認めていないので、楽天などネットでの販売価格は、こうした傾向とは関係ない。現地の販売店で変な輸入業者が買い占めているのではないかと勘ぐってしまう白のオート・コート・ド・ニュイといい(昔は3本を70ユーロかそこらで購入したような気がする)、ネットという場所は、ここが作ったワインを買うのは消費者にとって不利益が大きい。
 また、国内にどっさりファンがいるわけではないプレミアムワインの作り手のワインも値下がりした。すぐ思いつくのはルーシー・エ・オーギュスト・リニエ、セシル・トランブレイなど。白の作り手の筆頭格であるコント・ラフォンも、おそらく理由は違うだろうが随分と安くなった。自然派のフィリップ・パカレは、高すぎる上に失敗作に遭遇することが多かったので批判的にみていたが、最近では価格が高止まりせず、大幅に安く販売されるところも見かけるようになった。
 さらに、01年、02年あたりで急上昇したクロード・デュガ、デュガ・ピィも、DRCと同じように頭打ちになったようだ。昔の値段が高すぎたと思う。
 なお、ショップがセールと称してワインを割引価格で売るところもよく見かける。最近では06年、07年あたりが処分売りの対象で、著名な作り手でも1万円を切る特級ワインは結構見かける。こういうセールに出てくるワインは、通常のオファー時の価格(≒インポーターの了解を得ている価格)が高めで買い手がつかなかったわけだ。最初に下げて売って、翌年以降も買い続けるファンを作ればいいのにと思う。ワインの優劣はあまり関係がないと感じる。

 最近、あるショップの方から「稀少なワインは大事に売っていこうというお店が多い」という話を伺った。ユーロ上昇に応じて販売価格が上昇したのに、ユーロ反落の局面では値下がりせず、むしろ値上げすらしたワインがあるのは、売る側がこういう姿勢をとっているからだだろう。
 誰もが欲しいと思うワインの価格は人気に応じて一方的に上昇し、逆に人気がそれほど集中しないワインは、ユーロが高くなる頃に価格が上がり、安くなると相応に落ち着いてきたように思う。ブルゴーニュワイン全体の価格の序列が変化したといっていい。
 DRCの場合は、誰もが欲しいと思っていても最初から大幅に高かったので値下げする余地があったということではないか、と勝手に想像している。ただ、正規代理店以外が販売するセカンダリー市場ではDRCの名前がものをいって価格が上昇する一方であり、最近の価格低下は転売業者にとって好機だったのかもしれない。

 全く個人的な感想だが、DRC以外に、ワインの素人も含め誰でも知っているブランド的価値のあるブルゴーニュワインの作り手など世の中にはないと思っている。DRC以外は、畑の重要性の方が優位するのではないかな。「コルトン・シャルルマーニュ」や「シャンベルタン」が知られているのに比べると、作り手の知名度は突出しているとは思えない。

 「あのDRCも手掛ける○○がこの価格で買える」などという宣伝文句は無意味であり、有害ですらある。「そんなことはない」といわんばかりに人気を煽ろうとする刊行物もマンガも、しょせんはプロモーション、ちょっと昔の流行語でいえば「ステマ」だ。このユーロ安局面は、どのワインがプロモーションワインで「ステマ」ワインなのか、消費者にもよく認識できたのではないだろうか。雑誌があるヴィンテージで特定の生産者をほめちぎるとき、小売店には商機となり、消費者は足元をすくわれる結果となったと考えている。手元に、どうしてあんなワインやこんなワインがあるんだと感じている方は、きっとだまされている。(了)







最終更新日  2012.12.31 23:09:31
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2012.12.30
カテゴリ:ワイン購入

 11月中旬に野田佳彦前首相が解散の意向を表明し、安倍晋三自民党総裁がリフレ政策を積極的に進める方針を打ち出してから1カ月半が過ぎた。この間、円相場は対ドル、対ユーロで反落(ドル、ユーロは上昇)し、今後は輸入品の価格上昇が見込まれる。
 この1、2年ほどは、欧州債務問題を受けてユーロ相場が崩れ、フランスなど欧州産ワインは値下がりすると個人的に期待していた。しかし、現時点から振り返れば、ある商品群についてはその通りになったものの、別の商品群については肩透かしに終わった感がある。この際、プレミアムワインがどうたったか、以前に比べて熱心に買っていないものの、一消費者としての個人的な感想を、忘れないうちに記録しておきたい。

 ユーロが安くなっても価格が下がらなかったプレミアムワインは、例えばジョルジュ・ルーミエであり、アルマン・ルソーだ。これらのブルゴーニュワインは日本でファンが多く、なおかつ比較的割安だった作り手であり、ユーロ安の局面でほとんど値下がりはしなかった。
 「2009年は良年である」「2010年は生産が減少して稀少である」という理由で価格は下がるどころか強含んだが、それでもこれらの商品への需要が強かったと肌で感じる。とにかく、手に入りにくくなった。
 1ユーロ=100円前後の水準だったころ、ヴィンテージでいうと2001、02あたりは、ルーミエのボンヌ・マールやアムルーズは2万円強、アルマン・ルソーのシャンベルタンやクロ・ド・ベーズは2万円を切ることもあった。ルソーの村名ジュヴレ・シャンベルタンは5000円を切って売れ残っていた。今ではルーミエなら3万円を上回るし、アルマン・ルソーもトップ2は3万円近く、村名すら5000円で入手できることなどなくなり、1万円手前あたりで取引されている(余計なプレミアムがのらない東急百貨店の小売価格、うろ覚えベース。間違っていたら各位で適当に補正してください)。エマニュエル・ルジェも、入手難となり価格も上昇した。
 ブルゴーニュワインの頂点の作り手の1人、ドメーヌ・ルロワの価格もどんどん上昇してしまった。シャンベルタンやリシュブールなど上のクラスの特級ワインは20万円あれば何とか1本買える、という域に達した。ただ、高島屋にいけばいつも並んでいるワインが多く、特級でも畑を選ばず、お金を出せば買えるところは上の3人の作り手と異なり、同列に論じにくい。
 ポンソ、ペロ・ミノも随分と上昇してしまった。特に論じたいことはない。(以下、追記予定)







最終更新日  2012.12.30 23:44:39
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2012.12.25
カテゴリ:ワイン購入
久しぶりに、2004年(まで)のドニ・モルテをリーズナブルに販売しているところに出くわしました。買いました。この店なら安心です。


[2004] シャンボール・ミュジニー オー・ボー・ブリュン ドニ・モルテ









最終更新日  2012.12.30 23:45:04
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2012.05.27
カテゴリ:ワイン購入
 都心の某ショップの「プチセール」に朝から並んだ。某高級ワインのくじ引き抽選の時以外でこの店に並ぶのは、とても久しぶり。大して欲しいワインはなかったが、顔を出せる時は顔を出しておこう、ぐらいの気持ちで、開店20分前ぐらいに到着。既に30人ちょっとが並んでおり、最終的には50人ぐらいの列になった。炎天下にみんなよく待つね!
 なお、くじ引きの時にはお会いするWさんやハカセさん、Tさんはいなかった。

 この店は東急百貨店ほどレアなものは並ばないが、ブルゴーニュだとトップキュヴェではない村名、1級あたりが比較的安く売りに出る。インポーター別ではファインズ、ヌーヴェルあたりが多い。中にはアンヌ・グロのリシュブールなんてものも出ていたようだが、スルー。これが欲しい人は始発か徹夜だったろう。

 お目当ては5000円弱と安かったボルドーのセルタン・ド・メイ。久しぶりに右岸を買おうと思ったが、12本入荷で1人1本の制約つきだというのに、入店時には売り切れ。
 次の候補はセラファンで、村名のジュブレ・シャンベルタン2007が4000円弱と気になる価格。買うか買わないか決めていなかったが、とりあえず1本かごに入れた。
 安めのボルドーの格付け物はほとんど蒸発って感じで消えた中で、ソシアンド・マレがほぼ手つかずの状態で並んでおり、一瞬悩む。2005年でこの値段なら安い。しかし、今日はセルタン・ド・メイ狙いで来たのだから、と思いなおす。
 混雑する店内を一周してみると、入店時には1本ぐらいしか売れていなかったアルベール・グリヴォーのムルソー・ペリエールがすっからかん。セラファンのところに戻ると、売りに出ていた1級コルボー(7000円弱)と村名ジュブレをひたすらかごに入れている猛者がおり、こちらも根こそぎやられていた。1本確保しておいてよかった。
 そうだ、キザンはどこだ。ふと思いだして探したところ、レジ前に並んでいた。これも数少ない1人1本制限つきで、メルローとシャルドネをゲット。このあたりの銘柄はワイナリーに行っても在庫がないことが多い。思わず「なんでこれみんな買わないの?」と口走ったら、他の人もワサワサと購入したようだった。レジで精算するころには3種類のうち2種類は完売していた。

 帰り際に入口にいた名物店長にごあいさつしたところ、セールに来るお客さんが最近増えたという話だった。私は色々な人に「××が買える」「安いワインがとことん安くてうまい」とこの店のことを吹聴しているので、嬉しかった。
 普段のセールに並んだのは数年ぶりだったが、たいして目玉のない日でもこれだけおじさんおばさんが行列するのだから、ワインファン層は確実に増えているのだろうと得心した。人口減少時代でも、ゆっくりワインを飲んで過ごしたい30-50代は増えているのだろう。






最終更新日  2012.05.27 14:21:58
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