テーマ:今日の出来事(292860)
カテゴリ:雑記
本日、米国は中間選挙の投票日ですね。
私はだいぶ以前のことですが、中間選挙って、その名前から、 大統領選やる前の予備調査みたいなもの??? とか思ってました。 (今考えると恥ずかしい、、、。) で、今は違うんだぞというアピールのために少々コメント。 そもそも「中間」というのは、4年に1回実施される大統領選の中間に実施されるからそういわれるわけで、大統領選とは直接関係ないです。 米国の連邦議会(日本で言う国会)は上院・下院の二院制で、この中間選挙で上院議員の3分の1、下院議員の全員を改選するんですね。 米国は大統領制で、日本の議院内閣制とは異なり、議会の議席数が大統領選出には影響しません。 日本では国民に選ばれた国会議員の選挙によって内閣総理大臣が決まりますが、大統領は国民の直接選挙によって決まります。 (といっても、その選挙のやり方はめんどくさいけどね) ただし、議会は大統領に対していくつか権限を持っているので、議会が野党の大多数になると、大統領はやりにくくなります。 だから、中間選挙は今後の米国の運営に対して、とても重大な影響を及ぼします。 ちなみに中間選挙は野党有利になりやすいらしいです。 というのも、大統領が決まってちょうど2年くらいたつといろいろほころびがでます。 それに対して、国民は大統領のやりすぎを抑制しようとして、歯止めをかけたくなります。 結果、「じゃあ、今回は野党に入れとくか」となり、与党(大統領側)は不利になるというわけです。 さらに「6年目のジンクス」というものもあります。 2期連続大統領をすると2回目の中間選挙は6年目にあたります。 6年もやってれば、いろいろ出てきますよね。 だから6年目は負けるそうです。 で、今回の選挙もご他聞にもれず、現在の野党「民主党」が圧倒的に有利な展開です。 全員改選する下院が野党が圧勝して多数派になるのは折込済です。 今回の焦点は、 どれくらい「共和党」(ブッシュさん)が負けるのか? ということになってます。 (共和党としては、既に敗北宣言って感じですね。) 現在、過半数を占めている上院で、逆転されるようなことがあれば、両院との野党に占められて今後の政策運営にブレーキがかかります。 ブッシュさんとしてはせめて上院だけでもって感じです。 どうなることやら。 明日の結果が楽しみです。 で、民主党が勝つどうなるのか? なんとなく、民主党は保護主義色が強いので、円高になりそう。 それくらいしかわからない、、、。 困った、、、。 とりあえず、様子見だな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年11月07日 17時41分36秒
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