前回の日記はタイトルが派手だったせいか、多くのアクセスをいただきました。しかも、恩人であるJAYさんのHPの逆アクセスランキングでそうそうたる面々を抑え、第一位になっています。これは嬉しい!!PIが10倍になってくれたのに劣らないくらい嬉しい事です(笑)
さてさて、飛び飛びになってしまっていますが、投資基準について書きます。
今回は主に会社の性格関連の要素について述べてみます。
たいていの会社のHPのトップでは経営方針や経営理念が語られていますが、これにはなるべく目を通すようにしています。ほとんどの場合は建前論程度のもので、あまり参考にはなりませんが(私の理解力が低いというのもあるでしょうが)、たまに独自の理念やビジョンを明確に打ち出している会社もあります。かなり感覚的なもので参考程度ですが、こういう会社は好感を持てる場合が多いと思っています。例をあげると、コタは理念が優れていると思っていました(売ってしまいましたが)。
それと、会社の業績予想の傾向は重視しています。会社も個人と同じで、強気な予想を連発するところもあれば、終始保守的な予想を出してくるところもあります。過去の実績などからその会社の傾向を把握できれば、上方(下方)修正を他の人より多少は早く予想できるのではないかと思います。ちなみに、私の好みはもちろん保守的な会社の方です。
あとは、3~5年程度の中期計画を具体的な数字つきで発表してくれる会社はかなり高く評価しています。これにはいくつか理由がありますが、何より経営陣が会社の先行きをどのように見ているのかを伺う事ができます。これは事情が分かりにくい外部の人間にとって非常に大きな事です。もちろん何らかの意図があって大風呂敷を広げてくる場合もあるでしょうから、前述した会社の性格を考慮する事は欠かせませんが。
また、事前に数値目標を公言することでその目標を達成するためにより必死の努力をするであろうと期待できます。人間は弱いものでついつい甘さが出てしまいがちですが、事前に目標を公言しておけば半強制的に頑張らざるをえなくなります(誰だって口だけとは思われたくないはずですから)。ちなみに、これは私自身何かを達成しようとするときによく使う手でもあり、その効果は身をもって感じています。言うんじゃなかったと思う事もしばしばですが。