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ネイティブスピーカーも知らない!英語のヒ・ミ・ツ

ネイティブスピーカーも知らない!英語のヒ・ミ・ツ

市販のお勧め教材

これがお勧め!!  


発音編の締めくくりとして、お勧めの教材をひとつ。
Carolyn Graham 著  "Small Talk" Oxford University Press
洋書を扱っている大きな本屋なら置いているかもしれないし、注文しても良いだろう。インターネットの場合は、Carolyn Grahamというキーワードで、日本語のページを検索するとよい。Amazonなどでも扱ってくれている。
たとえばこちらをご参照下さい


これは、メロディのないリズムだけの「チャント」というものを使って英文を身につけようという教材である。Carolyn Grahamはここで挙げた"Small Talk"の他にもたくさん、同趣旨の教材を執筆しているが、私のイチオシはこれだ。
あいさつや、質問文などの定型表現を扱っているので、リズムが身に付くだけではなく日常生活の定型表現も覚えられて一石二鳥である。別に机の前に座って勉強しなくてもよい。日常的にこれをBGMのように流しておけば、いつのまにか覚えてしまうだろう。もちろんたまには気合いを入れて練習するともっといい。

同じ著者の他のものなら、次のお勧めは"Jazz chants for children"である。子供向けとはいっても、大人にも全く問題ない。ときにはメロディもちゃんとある、有名な童謡などの「替え歌」もあってより印象深い。さらには"Grammar Chants"というのもいい。これは文法事項別の項目立てにしているので、文法知識を整理するのにちょうど良い(彼女のデビュー作(?)にして一番有名なものは"Jazz Chants"だが、これはまだ試行錯誤段階という感じなのであまりピンとこない)。



こういう「教材」でなくとも、単に英語の歌を歌うというのでももちろんいい。カーペンターズなどは親しみやすいし、英語がきれいなのでお勧めだ。ロックやラップなどは英語が口語的になりすぎて崩れている場合が多いので、学習目的にはイマイチだが、それでもそれが好きなら、好きであることのほうが大事だからそれでもいい。
歌はリズムに乗っていないと歌えないから、いやでもリズムを意識する。
上手くリズムに乗れない場合は、上述の「強いところを強く長く意識」することを思い出して欲しい。早口でついていけない!と思える曲でも、これで意外に簡単にリズムに乗れるようになることが多いのだ。

いままで発音についてシノゴノシノゴノ延々と述べてきたが、とりあえずそういうウダウダは面倒くさいからみーんな忘れて、「とにかく自分の好きなこのウタを、かっこよく歌えるようになろう!」というのでもいい。目的がはっきり決まれば、そこに至る正しい道は自然と見えてくるものだから。

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