2021/07/17(土)14:07
【アンドロメダ物語・3〜リラ】
●私の行うヌサドゥヒーリング(過去世退行催眠)を受けた方の中で、数年前から、宇宙の過去世をお持ちの方がどんどん出てきました。
ざっと数えただけでも、100人以上はおられます。(現在も増加中)
そして、とても不思議なことにそのうちの大半の方は、それぞれは一度も面識がないのですが、皆さん同じ過去世を生きておられたようなのです。
「アンドロメダ物語」はその膨大な宇宙の過去世のヒーリング内容をまとめたものです。
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【リラ】
リラは琴座の天体で、地球から2200光年の距離にありました。
緑豊かな、自然と一体化して愛と平和に満ちた星。
私はヌサドゥヒーリング中に、クライアントさんと同じ映像が観えることがあるのですが、
リラのイメージは映画「アバター」に出てくる惑星そのものです。
リラには、この地球という惑星そのものを創る地質学的な影響力があり、それはマントルのエネルギーだと言われています。
そしてそれは「強い女性性の柔らかなエネルギー」。
(例えば、火山(マントル)をご神体とするコノハナサクヤヒメやペレのような。)
リラのエネルギーは女性性のエネルギーであり、
リラの目覚めは女性性の目覚めである、ということが解ってきたのです。
「リラの目覚めは地球の目覚め」(2016/11/16)
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【サーラ・リーラ】
アンドロメダ第5王女のサーラ・リーラは、
幼い頃から聡明で優秀でした。
双子の弟ミュウは他の子どもと全く違っており、地球で言うところの「障害」を持っていたようでした。
女王はその強いフォースのコントロールが出来ないミュウを心配し、ほとんど付きっきりでした。
リーラはいつも母を思い、出来るだけ負担にならないように、心配させないように、
何でも自分でやって来ました。
ただただ、お母さんを喜ばせたかったのです。
お母さんに褒められたかったのです。
本当は、ずっと側にいたかったし、もっと甘えたかったのに。
そんなリーラの心を女王イワサミオは全く気付かず、高僧ランドウの勧めもあり、リーラを早く自立させるためにアンドロメダの属星リラに送りました。
女王もまた、その心に全く余裕がなかったのです。
地球で言うところの12歳。
まだたったの12歳の少女でした。
しかも女王との連絡を取ってはいけないと言うのです。
「あなたの能力を発揮しなさい」
「リラは安定した良い星なので、きっと大丈夫ですよ」
「あなたなら出来ると信じていますよ」
大好きな母にそのように言い聞かされ、
リーラはいつかお母さんに褒めてもらえるように、期待に応えよう、そう決心しリラへと赴きました。
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リラは緑多い美しい星。
人々は皆とても穏やかで優しく、リーラを新しい女王として喜んで迎えました。
それまでリラでは決まったリーダーを置かず、「まとめ役」として皆順番に役割をこなしているような状態でした。
それほど平和で、争いのない星でした。
ですが、人口がどんどん増え、少しまとめていく必要が出てきたというので、新たに女王を置くことにしました。
(これもランドウの進言です。)
その中でも、比較的リーダーシップのあるリラの者が、リーラの側近としてサポートするようになりました。
リラの人たちのその風貌は、「マッチ棒」のようでした。
その肌色は真っ白で、卵形のアタマに、ヒョロっとしたカラダ。
身長は1.5m位の小柄な人が多いです。
大きくて細い手足。
平べったい足。
平べったく大きなミトンのような手。
この手はときに細く長く4〜6本の指を持つこともあります。
その時と場合によって変化するようです。
ほとんどの人は黒髪で、瞳は大きく黒目がちで、白目はほとんどありません。
鼻、口は小さい。
顔の半分は瞳、みたいな感じ。
服は麻等の自然素材のもので、ストンとしたワンピース等が多い。
男性はローマ時代の衣装のように腰に紐を巻いているスタイル。
ほとんど裸足。または革のサンダル。
森などを、探索するときにはピーターパンのような服装で、足元は布製のブーツ。
リラではほとんどの人が、そのような自然で自由な出で立ちをしていました。
またその性質は穏やかで優しく愛に満ちていました。
攻撃や争いを嫌い、平和を望んでいました。
そして、リラでは何よりも「循環」を大切にしていました。
目に映るすべてに命は宿っており、その命をありがたく使わせていただき、お役目を終える頃にはまた次の命に繋げていくように循環させていました。
(ヒーリングの中で、私はそれは、地球での縄文の時代の暮らし方に似ていると感じました。)
畑を耕し、自然と仲良く共存しながら、幸せに暮らしていました。
リーラはその暮らし方が大好きになり、王女でありながら、自らも皆と同じように一緒に畑を耕し、汗をかき、同じ食事を摂りました。
母に会えない寂しさを、リラの民が癒してくれました。
しばらくすると、そんなリラにシリウスからの使者がやってきました。
母の傾倒するランドウの意見もあり、色々とリーラに情報を与え、アドバイスをします。
それに従ったことで、良いこともたくさんありましたので、
素直なリーラはシリウスのアドバイスをありがたく受け入れていきました。
しかし、時が経つにつれて、そのアドバイスはやがて指示となり、だんだん命令のようになっていきました。
「畑仕事は女王の仕事ではありません」
「もっと女王らしく威厳を持ちましょう」
「もっと合理的に部下に仕事を与えないと」
「そうすることをあなたの母も望んでいるのですよ」
シリウスの使者達は、リーラとリラの民をどんどん遠ざけていきました。
畑仕事や、一緒に食事を摂ることなども禁止しました。
リラの側近達は、シリウスの介入をあまり喜ばしく思えませんでしたが、
そもそものリラ星人の大人しい性格から、何も言えませんでした。
不安そうな女王リーラに寄り添おうとしても、
目の前でその重い扉をバタンと閉ざされてしまうと、ただうなだれることだけしかできませんでした。
数年間、シリウス星人の大人の中で、何も分からないリーラは、ただ目の前のことを一生懸命に頑張っていました。
ある時その使者団の中に、まだ若く美しく凛々しいシリウスの青年、マテオがやって来ました。
「こんにちは」
白い歯を見せて、にっこり微笑むマテオ。
茶色の巻き毛が風になびき額にかかる。
優しく愛らしいアーモンド色の、人懐っこい瞳。
自分とさほど年の変わらないそんなマテオに、リーラが心を許していくのに時間はかかりませんでした。
大人の中で、ずっと背伸びをして、肩肘張って「女王」としてあらねばならなかったリーラ。
マテオはそのリーラの心を癒し、愛で満たしていきました。
二人はあっという間に恋に落ちます。
リーラは生まれて初めて心の底から、「幸せ」を感じました。
でもその幸せは長くは続きませんでした。
(つづく)
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(サーラ・リーラのイメージ/イラスト・琉李)
*前にも書きましたが、
アンドロメダ第5王女=サーラ・リーラ=リラ女王
この宇宙の過去世をお持ちの方はとても多いです。12名おられました。
お名前もその人の宇宙語の捉え方により
リラ、リーラ、ライラ‥
等様々でした。
スペルは「Lyla」と書くので、同じだと思います。
記憶はそれぞれのクライアントさんにより断片的です。
リーラの一生を少しずつ切り取っているような感じです。
(幼い頃、リラに来た頃、恋をした頃、その後リラの消滅‥‥)
同じ時代の同じカルマも、もちろんありました。
リーラの受けた様々な心の傷が、私のクライアントその人のカルマとなっていたのです。
それはあまりにも大きかったので分魂をせずには耐えられなかったのではないかと、推測しています。
この後、リーラにはさらに大きな試練が待っています。
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●私は、この物語を読んでくださった方が、なんだかわからないけど、集合無意識で潜在意識に反応して思い出し、そのカルマが癒やされることを目的として書いています。
多くの方の目覚めのキッカケとなりますように。
それは、決して過去世にこだわる事ではありません。
様々な過去があって、皆やり直そうと決意してここに転生してきています。
大切なのは今世、どう生きるかです。
ありがとうございます〜m(_ _)m
*言うときますけど、私の創作じゃないですからっ!(^_^;)
びつくりやけども。
皆さんの、ヒーリングの中の記憶なんですよ〜!
まとめるのが大変なんですよね〜。
*〜関連記事〜*
・「リラの目覚めは地球の目覚め」(2016/11/16)