スピリチュアルカウンセラー Raiのblog

2023/12/08(金)18:40

【出さない手紙〜私の場合】

心理的スピリチュアル(370)

これは先日の「トークライブ」でお話した、私が初めて「出さない手紙」を書き、効果を実感したときのお話です。 これまであまりしてこなかったお話です。 ……………………… もう20数年前のことになります。 3人兄妹の真ん中の長女が幼稚園の頃、幼稚園バスのお迎えでママ友が出来ました。 私の住んでいたニュータウンは、マイカーがないと不便なところ。 私は運転が苦手な上、ダーリンが仕事で車を使っていたので、普段はバスや徒歩でした。子ども3人連れての習い事の送り迎えや買い物など、大変でした。 そんな中、ママ友Aさんが車を出してくれることが多くなりました。 それは本当にありがたく、いつも感謝していましたが、当然彼女の都合に合わせなくてはならず、ある時からだんだん上下関係が出来てきたのです。 そのうち付き合いが7年と長くなり、Aさんと私は、子どものお稽古事だけでなく、スポーツジムやパートに至るまで、同じところに通うようになっていました。 今思えば、私はAさんに少しコントロールされていたのかもしれません。 そんな時、長女が小5のときに不登校になりました。 それは私にとって衝撃的な出来事で、色々考えて、私はジム通いやパートを辞めることにしました。 すると、何故かAさんからひどく叱責されたのです。 当時、子どもの不登校は今ほど多くなく、 私もまだまだ未熟で真理が見えず、 当時は親も先生も皆「学校に行くこと」だけが解決と思っていました。 本当に今思ってもかなり落ち込んで、自分を責め続けていた時期でした。情報も支援も受け皿も全く無い中、本やカウンセラーからは「愛情不足」「母親のせい」等と言われ、氣力体力ともに限界という時でした。 正にそんなとき、親友だと思っていたAさんから「不登校はあなたのせい」 「あなたの家族はバラバラだ」「上の子ばかり贔屓していた」 かなりのことを言われました。 潰れた豆腐のようにぐちゃぐちゃだった私の心は、さらにナイフでズタズタに刺されました。 何故こんなに責められなければならなかったのか。 当時はスピリチュアルも心理学も、全く縁遠く、その意味も理由もわからず、近所のカフェで大泣きしたのを今でもハッキリと覚えています。 その後、何ヶ月間も悩み続け、Aさんに対してずっとモヤモヤしていた私は、この関係性を変えたいと思い、手紙にこれまでの氣持ちのたけを、書いていきました。 本氣でAさんに渡すつもりで、何度も何度も下書きを書いて、何度も何度も書き直しました… 「受け取ったAさんはどう思うだろうか…」「あんなことも、こんな事もあった」 何枚もの便箋にギッシリと書いた手紙。 でも、最後に出てきた言葉は・・・ 「ありがとう」でした。 書き終えて、ダーリンに読んでもらったら、「Aさんと付き合いを続けたいのか、離れたいのかわからない」と言われました。 確かに。自分はどうしたいのか? そして、とりあえずその手紙は引き出しにしまいました。 すると…その一週間ほどたったある日。 なんとAさんは突然引っ越したんです❗ カフェで大泣きして以来、ほとんど顔を合わすことはなくなっていたので、その情報は私には全く入ってきていませんでした。 結果的に、私は一切なんの嫌な思いもすることなく、彼女と離れることが出来たのです。 奇跡のようでした。 ………………………… (画・佐川治奈) 本当に不思議なこと。 その後心理学を學び、「出さない手紙のセラピー」というのを知り、 「これはこういうことだったのか」 と漠然と、 内観することや、思いを吐くことの大切さを知ったのでした。 また、Aさんにもインナーチャイルドがあり、叱責され、コントロールされて育ったことも解りました。 彼女にとっては「叱責することが愛」だと思っていたのかもしれません。 そして今、様々な深層心理の學びを深めれば深めるほど、この事柄は実は「集合的無意識」に働きかけたのではないか、ということを思うようになりました。 自分の心を満たすためには、自分にとって「嫌な感情」を持ってしまう相手とは距離を取りたい。 だけど、どうしてもその「想い」を消すことが出来ない… そんなとき。 「出さない手紙」を書いてみてはどうでしょうか? ポイントは、自分の心を内観する。思いを吐く。 それだけでなく、相手の目線「2カメ」も持って、「この手紙を受け取った相手はどう思うか」 そこまで想像すること。 そこが最重要ポイントです。 *参考〜https://plaza.rakuten.co.jp/leirutan/diary/201811010000/【五つのカメラ・五つの視点】 そして出来ればその手紙は燃やすのがベストです。 私はこの「出さない手紙」の体験を通じて、今學んでいる「宇宙の叡智・言霊」との共通点を見出したとき、相手に思いを馳せることは、相手の深層心理とつながることになるのではないか、という考えに行き着いたのです。 先生は明確には「集合的無意識」とはおっしゃってはいません。 まだ學び終えてないから、推測の域でしかないのですが、自分の中で何かが繋がった感覚があります。 氣づいたことを少しずつシェアしていきたいと思います。 皆で一緒に氣付いていけるように。 ありがとうございました🙇 *〜関連記事〜* ・「新しい文明ヘ・1〜2」(2023/12/1〜3)https://plaza.rakuten.co.jp/leirutan/diary/202201250000/・【思いを移す〜出さない手紙】https://plaza.rakuten.co.jp/leirutan/diary/202010130000/・【潜在意識について】https://plaza.rakuten.co.jp/leirutan/diary/201811010000/・【五つのカメラ・五つの視点】

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る