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カテゴリ:音楽
連れ合いが
知人から借りてきた。 今、話題になっている(どこで?)本なのだそうだ。 フリージャズのアルバートアイラーについての 東大での講義録かと思えばそうでもない。 10分で斜め読みしてみたが、 講義録であるが、内容は全然違っていて 記号論的な視点からジャズ全般を解きあかそうというもののようだ。 で、この本を読むうえでの問題が一つ。 さまざまな曲を聴かせながら、講義が進むのだが、 活字になると、当然のことながらその曲は聴けない。 ジャズの知識がない人には読むのはつらいのではないかと思う。 案の定、連れ合いから、 「この本に出て来るレコードを集めて来い」 という厳命が下った。 集めるといっても、買いに走るのではなく、 我が家にあるレコードを棚からだして、すぐ聴けるようにしておけ。 ということなのだが。 確かに、ざっと本に目を通してみると、 全部はなくても、半数から2/3ぐらいなら、 我が家のどこかにあるはず。 しかし、どこにあるのか分らない。 レコードは一ケ所にまとめてあるのではなく、 家中のあちこちのデッドスペースに 分散して収納しているので、 いざ探すとなると・・・。 おまけに、 「MP3にしてパソコンで聴けるようにしろ」 とのたまう。 レコードをMP3にするには、 一旦パソコンに取り込まなければならない。 この作業には、倍速ダビングはありえない。 一曲が3分、4分の場合はまだよい。 コルトレーンの「アセンション」なんて、 A面B面で一曲なのに。 まあ、こういう曲は適当にフェードアウトして、 (実際の講義でも全部聴かせたとは考えられない) ごまかすにしても、 曲のピックアップが終わった頃には、 本を持ち主に返さなければならないのでは? ところで この本、第2弾の予定があるという。 ああ恐ろしい! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 10, 2006 10:35:30 AM
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