独習!ウクレレ奮闘記

2011/09/09(金)19:45

リズム

ウクレレ(367)

先月のある日、 ヘビメタドラマーのK君が久しぶりに帰阪してきた。 今は仕事もバイトも辞めて、音楽だけで喰っている、「プロ」なのだ。 で、3年前に教えてもらった、 “リズムと呼吸法”について、引き続き質問してみた。 前回の教えについては2008年3月5日の日記をご参照。 「だからぁ、言葉じゃ説明できないですよ!」 そこを何とか、さぁ・・・ 「ん~、じゃあ1小節を32分で刻む練習をしてください」 32!?1小節4拍として、1拍を8分!?そんなの無理だよ。 「メトロノームを、そうですね・・・テンポ90にセットして、 1拍を2分で刻みます」 ・・・それならできる! 「さらに、4分で次に8分で・・・と増やします。 これで1小節を32で刻むことになります、できるでしょ?」 ・・・いや、4分×4拍の16が私の限界だと思う。 「それをやるんです!そしたら・・・・」 そしたら???? 「その先に“リズムと呼吸法”の極意が見えてきますよ!」 ・・・わ、分からん!?なんだか禅問答みたいだ!!!! とにかく、やってみるよ!! 他に最近、どんな練習してる? 「・・・そうですね、例えば、 自分の叩いた音がマイクにどう乗っていくかを見る練習、とか」 ・・・み、見る!?音が見えるのか!? 「はい、見えるというか、見ますね」 ボーカルの場合だと、声がマイクに乗せられるかどうかというのは、 私も宅録していて実感できるけど、 タイコの音をマイクに乗せる??? ってことは、ウクレレをマイクで拾う場合も、 ウクレレの音をどうマイクに乗せるかを考えろってことか!? 「・・・そうなりますね」 ・・・そんな練習やってるウクレレプレイヤー、いるのか? 他には?もっとあるでしょ? 「・・・あと、ピアニシモの練習もやってます」 ・・・これは、ここでは書けない! 「この練習をやっているのは、日本では僕の他に、何人もいないでしょう」 と彼は言った。 楽器演奏とはスポーツみたいなもんだ、と常々思っているが、 彼の練習はほんとにアスリートのようだ。 実は仕事中だったので、会話できたのは10分程度。 しかし、実に有意義な10分間だった。 k君、いやk師匠、いつも質問攻めにしてごめんなぁ。 うっとおしいおっさんやのに、真面目に答えてくれてありがとう。 感謝! 引退してすることなくなったら、うちのバンドでドラム叩いておくれ(笑)

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る