2010/07/12(月)00:49
奏者の気持ち・仕掛け人のココロ
土曜日。
午前中、小学校へ伴奏合わせ。課題曲に加えて、自由曲を密度濃く練習しました。明るく、「いかにも小学生!」と言った詩と曲調の課題曲。『いのちのいっちょうめ』というタイトルでもわかるとおり、弾む言葉のリズムが楽しい曲です♪
Nコン2010小学校の部課題曲
学校によっては、小学生が伴奏するところもあるわけですが、歌とのかけあいなど充分表現しようと思うと、結構難しい伴奏です。まあ、どんな曲だとしても、それなりに大変なんですけどね~。
自由曲は、壮大な曲。4分足らずの間に曲調もテンポもめまぐるしく変わります。なかでも一番難しい箇所を、何度も合わせました。子どもたちにとっても、私にとっても、そして指揮の先生にとっても、それぞれに難しさの内容は異なりながら、ほんとに難しい!
夏休みの練習計画も出てきました。これから、細かく先生の手が入ってきます。
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午後は、お友達に誘われて、サロン・コンサートへ。フランス歌曲中心に日本の歌もいくつか。プーランク、サティ、フォーレ…。お客さんとの距離がほんとうに近く、この天井の低い絨毯敷きの部屋での歌は、なかなか厳しいものだろうと想像できましたが、歌はなかなかステキでした。
間に挟まれたピアノ演奏が、ちょっといただけなかった。経歴はそこそこある方のようでしたが、ミスも多く、暗譜の曲は途中が飛んでました。ただ、ピアノ・ペダルもギコギコ雑音が。左側(低音部側)が客席で、これも弾きにくかったことでしょう。
……いろいろ、奏者のキモチで「見えない事情」を想像してしまいました^^;
アンコールは、美智子皇后が作られた「ねむの木の子守歌」でした。ちょうど、サロンの眼下に、満開のねむの花が見える絶好のシチュエーション。大木のねむの木でした。久しぶりに見ました^^ そして、そのねむの花にぴったりのやさしい、素敵な歌♪
「ねむの木の子守歌」YouTube
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こういう小さな会場でのサロンコンサートもなかなかいいものですね~。ちょっとプロデュースしてみたくなったりして^^