本日 紹介いたしますのは、秋田県五城目(ごじょうめ)町の山の中で産出されました五城目孔雀石です。
何故過去形かといいますと、秋田五城目町内の国有林内で、25年ほど前に岩盤が発見され営林署の許可を得て、2年間限定で、発掘が行われた石だから、新しくは原石が出てこないという事なんです。
今回の石は、青森県の石友さんの好意で、手持ちの在庫の原石を頂いて形成・研磨・作台をしたものです(感謝)
全国でも似た模様の石は、あるんですが、形成・研磨した感じでは、皆 違う感じがします。
五城目孔雀石はジャスパーだといわれてますし、形成・研磨してても硬いです、ですから艶も気持ちいい位でました。
岐阜県根尾孔雀石や、岐阜県土岐地方で産出されます、土岐紋石も同じ様な模様がありますが、石質が柔らかいです、艶も五城目孔雀石には及びません。
あと津軽錦石の鹿の子石も同じ様な模様をしておりますが、こちらも幻の石なんで、まともに加工した事がないので、よく判りません(残念)
台は、インドもしくは東南アジアで産出されます、ローズウッドで製作しました。
以前にも紹介いたしましたが、名前の如く?バラの香り?というか甘~~い香りが削ってるとするんです、ですから気分良く作業できます。
それと この材は、そこそこ硬いんですが、素直というか作業性は頗る(すこぶる)よろしいですヨ(^_-)v