この石の名前は・・・
今日紹介の石の名前は何でしょう?と質問したらどう答えられますか?この石は、6×7.5×3.5(石本体)と ほんの小さな石なんですが、まず最初の画像で当てられる人は鑑賞石関係のベテランさんでも殆んどいないでしょう。何故ですかって?理由は この石は研磨することを良しとしない石だからです。そうです、土岐石の紋石と呼ばれてる石なんです、土岐石は採取されたそのまま台を付けて鑑賞するという石だからです。ですから割れていたり小さかったり紋様が綺麗に出てなかったりした土岐石は保管されたり庭に積まれたりしてるんです。今回の石は土岐石の紋石と呼ばれていてウッドジャスパーではありませんが、孔雀模様や梅花模様などの紋様が入っている土岐石です。この石は何故このまま台付けして飾ってもらえなかった理由は、まず石が小さい・紋様が殆んど判らない状態でした(土岐石は完全な艶消し状態ですので、よほど綺麗で紋様のはっきりした石でないと紋石としては飾れないのです)この石はアップ画像を見なければ判らない位小さな紋様なので、頂いた時には、どんな感じになるのか殆んど判らず、研磨して全容が判ったというくらいでした。今は前回紹介の津軽桜錦石の隣に並んで飾ってあります(^o^)今回自分の考えに共感していただき、数々の土岐石をくださったベテラン土岐石愛好家さんに感謝台は欅(ケヤキ)で製作しました。