レシーブから攻撃へ
新バドミントンクリニック:第2回2日目~基本:フットワーク・ダブルスのレシーブから攻撃へ・動き方編~ 先日に続き、フットワークの後はエアーでダブルスのフォーメーション。 大分スムーズになってきましたよ。 今日は守備から攻撃へ:攻撃されても上げずに返球。相手に上げさせて逆襲しましょう!! レシーブの前にプッシュ練習(半面で) ・練習者は右足前でラケットでネットにタッチして構えます。 ノック球を足を入れ替えて下がりスマッシュ。そのままネットに詰めプッシュ。クロスへの切り返しをさらにプッシュします。:全てフォアハンドで。 ・フィーダーはネットを挟んだ側からハーフ位置に甘く上げ、すぐ次をネット前に低めに上げます。切り返しは移動しながらネット前に上げます。(手投げ) 練習者の打ち方・足運び・動き方はコチラ。及びフィーダーのノックの出し方はコチラ。 1.ネット前から下がってスマッシュ&プッシュ(フォアサイド) 2.1+逆サイドプッシュ(フォアサイド⇒バックサイド) 3.1,2を逆サイドで(バックサイド⇒フォアサイド) ノックで練習(全面) :1コートに5~6人 ・1人をノッカー(レシーブ者)にし、残りはプッシュ&プッシュ(5週でノッカーを交替します) 1.右コートでサーブレシーブ ・ノッカーはセンターライン、サーバーのパートナーの位置づけ。ドライブ気味のサーブを出しバックハンドで構えます。プッシュされた球をクロスハーフに返球。 ・練習者はサーブをレシーバーの体に近いバック側にプッシュ*1し、クロスへの返球をさらにプッシュします。続けて次の練習者が入ります。(前の練習者がサーブをする時、パートナーとして一緒に入りダブルスの動きをします。) レシーブの構え⇒右足前でプッシュ⇒左足蹴り出しジャンプし、プッシュ⇒左足着地 (最初のプッシュで前に出て次をプッシュする時は、横に移動ではなく斜め前に動きます*2。) *1.ここに打つとレシーバーはかなりの確立でクロスに返球します。誘い球なので1本目で決めるのではなくわざと打たせます。 *2.クロスに打たれた球はネットを越えて逃げて行く球なんです。ネットから離れれば離れるほど遠くなりますよね?ですから、極力ネットから離れないうちに捕らえるように斜め前に行くんですね。 *もう1つ。2度目のプッシュはレシーバーのバック側に打ちます。:バックハンドでクロスに返球したレシーバーは通常フォアで構えてます。そして、逃げて行く球は来た方向に打つのが(ラケット面に真っ直ぐ当る)リスクが少ないです。角度がつくほどサイドアウトのリスクを伴います。 2.左コートでサーブレシーブ ・ノッカーはサーブを出したら、ラケットをフォア側に構えます。 ・練習者はノッカーのフォア側、体に近い位置にプッシュし、クロスへの返球をさらにプッシュします。 バック側は2通りのステップで。やりやすい方で動きましょう。 a.右足前でプッシュ⇒左足蹴り⇒右足ジャンプしプッシュ⇒右足着地 b.左足前でプッシュ⇒右足蹴り出しジャンプし、プッシュ⇒右足着地 *動く方向、打つ方向はフォアに準じます。 ハーフで切り抜けましょう 出遅れて低い位置で球をとる時、相手前衛はネット前に詰めますよね? それを利用して前衛の頭越えに返球します。前衛が手を伸ばして捕ろうとする高さを越えてその後ろに落ちるようにね。たとえ捕られたとしても、背伸びをして捕ったら次に出遅れてしまうんですね。 前衛が捕りたくなるけど捕れないビミョーな位置が狙いどころ。後ろ過ぎて後衛に捕られないようにしましょう。 ・練習者はレシーブ位置に構え、ノック球をアンダーで捕り山なりに打ち上げます。 ・低い位置で捕らえる練習ですので、ノックに余裕があるときは自らスタートを遅らすなどして打ちます。 ・フォアとバックの両方行います。 ドライブで攻める ・練習者はレシーブの位置に構え、ノックをストレートとクロスハーフに打ち分けます。 ・フィーダーはネット前にしゃがんで手投げノック。 1.2人で。練習者とフィーダーを交互に。両サイドを練習。 ドライブの打ち方 ・バックハンド (1)グリップはバックハンド。親指を握りやすく最も力を発揮しやすい部分に当てます。 (2)リストスタンドし肘関節を少し曲げた状態から、バックスウィング(上腕内旋・前腕回内):腕を体の後ろまで引き過ぎないようにします。ラケット面は床に対してフラット。 (3)肘を少し前方に出すことによって反動動作(初期力)*3を生み出し、上腕外旋・前腕回外しスウィングします。 *3.初期力 (4)インパクト前後で、親指でハンドルを強く押しながら捻り、ラケットの回転力を増大させます。:しっかり振り切らなくても、インパクトの瞬間ラケット面を起こすことで(ハンドルの握りこみ)速いシャトルが打てます。 ・フォアハンド (1)リストスタンドし、肘関節を少し曲げてバックスウィング。:腕を伸ばしたままより軽く曲げた方が前腕と上腕の使い勝手がよい。 (2)肘を後方に引きながら上腕外旋・前腕回外し、瞬時に肘を前方へ押し出し上腕内旋・前腕回外します。(相手のシャトルのスピードが増加するに従い、肘を後ろに引く距離が短くなります。) (3)インパクトでは、ラケットの並進運動から素早く前腕回内運動へ移行します。:しっかり振り切らなくても、インパクトの瞬間ラケット面を起こすことにより(ハンドルの握りこみ=小指・薬指・中指をぎゅっと)速いシャトルが打てます。 2.4人で。ネット前の両サイドにフィーダー(C,D)。練習者2名(A,B)は対面するコート中央のレシーブ位置に構えます。 C,Dはシャトルを5球ずつ持ち、ネット前から手投げでシングルスのサイドラインにハーフ球を交互に出します。 *練習者がセンターに戻ったタイミングで出します。(遅すぎず、速すぎず) Aは両サイドからの手投げハーフ球をストレートドライブ。 *シャトルは交互に出ますが、惰性で左右動くのではなくセンターで一旦待ってから出ましょう。 BはAが打った球をクロスに返球します。コースはC,Dの位置に。 10球でポジションをローテーション。 ハーフ球って出し方、タイミングが難しい。練習、練習。 ランキング参加中。1クリックご協力を!!