れもん・は～と

いつものように通勤電車でお喋りをしてるとき、確か晶とユウイチは同じクラス・・って思ったんで、部活以外ではどんな子か聞いてみたら、成績は中の上で女子にも人気があって、何人かの子が真剣に狙ってるんだって・・

「晶は違うの？」って聞いたら否定してたけど、「なんでそんなこと聞くの？」って言った途端、急に険しい顔になって「ボクだけのゆみこじゃ無かったのかよ～！」って突っ掛かって来たから慌てて否定したけど、そもそもこんな事を聞く自体、ボクにその気があるのかなぁ？


そんなこんなでお昼休み、マサル君とユウイチと３人でパソコン教室に集合して、マサル君が調べてきた書類とボクたちが調べたリストをパソコンで集計・・

「昨日、これがあったら・・」って出来上がったリストを見たら、やっぱり食い違いって言うか数が合わないのがあったから、「じゃあ部活が終わったら、もういっぺん調べてみよう！」って事になって、そんな事をしてるうちに貴重なお昼休みがφ(ﾟ∀ﾟ )－－－　終了　－－－(ﾉД｀)


放課後はいつもの通りＴｈｅ・部活！

最近、調子に乗ってるって言うかやりたい放題って言うか、なんで今まで男女別々に練習してたんだろう？って疑問に思ったから、「一緒に同じ練習しようよ！」ってマサル君に言って、打込みや乱取りで組み合うことはしないけど、同じメニューで猛練習！！

でもっていつもよりチョッと早く練習を切り上げて、「お疲れ様でした～」ってやった後は、ボクたち３人で備品のチェック・・って思ってたら、「悪りぃ、本当に悪りぃ・・」って、今日も用事があるとかで、ジュースを２本置いて帰っちゃった・・


テメー、このやろー！オマエは部長だろうがっ！って腸が煮えくり返る思いでいたら、「先輩、そろそろ始めましょうか・・」ってユウイチが恐る恐る声を掛けてきたから、「さっさと片付けちゃおう！」って備品のチェック開始！

昨日に引き続いてユウイチが読み上げてそれをボクがノートにカキカキしてたんだけど、ユウイチの単調な喋り方に、ついつい睡魔に襲われそうになったボクは、「ちょっと休憩しようよ！」ってマサル君からの差し入れに手を伸ばそうとしたら、そのままバランスを崩してひっくり返っちゃった・・・

そしたら慌ててすっ飛んできたユウイチが、「先輩、大丈夫ですか？」って手を伸ばしてくれたんだけど、その視線は明らかに肌蹴た胴衣の胸元に注がれてたんで、「どこ見てんのよ！このスケベ！」って言ってやったんだけど、言った途端に自意識過剰かな？なんて何だか恥かしくなって、それを誤魔化すように「ユウイチは彼女とかいないの？」って、またまた意味深な発言になっちゃって、どうしたら良いのか分らないボク・・・


でもってそのあとボクが取った行動は、自分でも信じられないくらいで、ボクもΣ(´∀｀；)、ユウイチもΣ(・∀・；)・・・

もしかして・・・