2010/11/14(日)18:03
フリースで縫いぐるみ
片麻痺になってからというもの、
ボトムはほぼ毎日、ゴム入りのズボンで暮らしている。
冬になるとパンツとズボンの間にもも引きが加わって
「三本の矢」のたとえのごとく強力になり
トイレで片手で上げ下げするのがひと苦労。
春までじっと耐えるしかないか、と思っていた。
ある日、足が妙にしびれるので(しかも健側)
何だろう何だろうと思いながら服のまま昼寝。
そしたらもっと悪くなっていた。
ここでやっと気づく。
「夏にぴったりだったズボンのウエストも一枚余計だからきつい」
ゴムのしばり目を調整してもらって血が通ったら、即具合悪いのが直った。
おかげでウエストを24時間ひっきりなしにゴムで締めているのが嫌になって
寝るときくらいはゴム入りのズボンもパンツもやめることにした。
つまり「脱パンツ健康法」。
でも夜中にトイレに行く時に、動作ののろい私は困るので、
長いネグリジェを着ておきたい。
それで近くのスーパーに行きました。
そうしたら、ネグリジェは少ししかなくて、それもフリース素材のみ。
フリースは好みではないんだけど
この場合そうも言っていられないので買う。
そしたら、おやまぁ。びっくり。
この異常な暖かさに口をあんぐり。
フリースって、知っているようで知らなかった。
自分が時代に乗り遅れているんだなぁ、とちょっと汗。
次の日、再びあのスーパーに行き
今度は日中履くズボンと上着とガウンを買う。
いや~、この寒い家が全然寒くない。
ズボンも毛の立ったフリースならもも引き要らず。
春まで私は全身縫いぐるみのようになって暮らします!
住宅エコポイントよりフリースの方が合理的なんじゃないの?